IT業界はブラック?ブラックといわれる理由や気になる実態を徹底解説!

2chなど「IT業界はブラックだからやめとけ」と盛んに言われますが、IT業界は本当に就職してはいけない業界なのでしょうか。ホワイト企業はないのでしょうか。本記事はIT業界が本当にブラックなのか、どうしてブラックと言われるのかを解説します。ブラック企業の見分け方も解説しているので、ぜひご一読ください。

業界

IT業界はブラックなのか

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2017年にディーアンドエムが実施したイメージ調査によると、IT業界はブラック企業のイメージがある業界1位でした。

実際にIT業界は 長時間労働による過労死が多い業界です。厚生労働省は以下のように述べています。

年間総実労働時間・所定外労働時間が全産業平均に比べて高水準であり、また、業務における過重な負担を原因とする脳・心臓疾患、精神障害の労災補償の支給決定件数も多いIT業界は、長時間労働が問題視され、対策を求められています。

出典:IT業界の働き方・休み方推進

IT業界はブラックと考えて差し支えないでしょう。

IT業界がブラックと言われる理由

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IT業界では、主に中小IT企業とSES(システムエンジニアサービス)で働くITエンジニアの労働環境がブラックだと言われています。

彼らの労働環境がブラックになりやすいのは、構造的な問題があるからです。ここからはIT業界がブラックと言われる理由を解説します。

理由①|長時間労働の常態化

されています。IT業界が長時間労働になりやすいのは、厚生労働省からもIT業界の長時間労働は問題視納期に縛られているからです。

基本的に納期の変更はできず、予定通り納品するために納期直前は残業・休日出勤を強いられることになります。ひどい会社だと1ヶ月以上休みなしで働くことになるようです。

さらに1つ案件が終了しても、すぐ次の案件の納期が迫っていると、ゆっくり休む余裕もなく、また納期に追われることになります。

このような場合は長時間労働が常態化してしまうので、社員の負担は相当のはずです。

理由②|過労死等が多い

厚生労働省によると、IT業界は過労によって肉体的・精神的疾患にかかる人が多いようです。肉体的疾患としては脳と心臓の疾患が多く、精神疾患はうつ病が多いです。

過労死・過労自殺する人も多く、労災認定される件数も他の業界に比較して高くなっています。

IT業界で過労死等が多い原因は、長時間労働です。

厚生労働省は残業時間が月45時間を超えると、疾患にかかるリスクが上昇するとしており、特に月80時間以上の労働が数ヶ月続いた場合は、非常にリスクが高いと警告しています。

理由③|仕事量に対して賃金が低い

IT業界では、大手SLerと呼ばれる大企業が元請けになることが多く、中小企業の仕事はその下請けです。

大企業が主導して中小企業が下請けに入る構造は珍しくありませんが、IT業界の問題は「多重下請け構造」であることです。

大企業が下請けに業務を委託した段階でマージンが引かれているのに、下請けがさらに別の業者に業務を委託することを繰り返します。

最終的に最下層の下請けが受託した時には、中間業者に利益を吸われ、ほとんど旨味がない仕事になっています。そこで働く社員の給料が高いわけがありません。

理由④|急な対応を求められることが多い

IT業界では急な対応を求められることが多く、残業や休日出勤の原因となります。たとえば、以下のような状況があります。

  • クライアントの要望が二転三転し、その度に修正を求められる。
  • クライアント→元請け→中間業者を挟む内に、指示が間違って伝わっていたことが発覚して修正を求められる。
  • 納品後に不備が発覚して修正を求められる。
  • 納品後に昼夜を問わずにトラブル対応を求められる。

下請けは今後の関係を考えて、無茶な要求でも元請けの指示を飲んでしまいます。下請けで実務に当たる社員は、それに振り回されることが多いです。

理由⑤|人の入れ替わりが激しい

IT業界は元々人材の流動性が高く、10年程度で退職する人が多いです。しかし特に職場環境・労働条件が悪い会社では、3年続かずに辞める人ばかりになります。

求人を出しても人材の補填が間に合わず、常に人員不足で仕事に臨むので、余計に長時間労働になる悪循環です。

職場環境が悪いと人間関係がギスギスして、パワハラやいじめに発展することが多いようです。IT業界のパワハラやいじめに関する事例は複数あります。

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監修者プロフィール

三浦拓巳みうらたくみ

1997年群馬県生まれ。20卒として就職活動を行う。就活中はエントリーシート15社中全て通過。大手広告会社志望から一転、スタートアップに内定を承諾。内定後は人材育成会社にて、エントリーシート、面接などの選考対策に従事し、約70人の生徒を担当。自身の就職活動での学びを活かし、教育事業に注力している。