ホンダ(本田技研工業)の子会社まとめ|主要子会社の事業内容を紹介!
ホンダ(本田技研工業)は、日本の輸送機器及び機械工業メーカーです。四輪車、二輪車や船外機それぞれの販売台数は、世界トップ10に入ります。ホンダは、事業や経営方針を管理する子会社を有しています。今回は、そんな本田の子会社を紹介するとともに採用情報についてもお伝えします。
ホンダ(本田技研工業)は輸送機器メーカー
ホンダは、1946年に本田宗一郎によって起業された日本を代表する輸送用機器メーカーです。オートバイ、自動車や航空機などの製造販売を主な事業としています。
また、新規事業分野ではASIMO(アシモ)という二足歩行ロボットや、Hondajet(ホンダジェット)という小型ジェット機の製品開発も行っています。
創業者の本田宗一郎が有名
ホンダは、創業者である本田宗一郎が静岡県浜松市において創業されました。もともと、本田技術研究所として起業されましたが、のちに本田技研工業へと改組されました。
終戦直後、本田宗一郎は何も事業を行っていませんでしたが、妻の買い出しが大変だと気付きました。そこで、自転車にエンジンを付けたら買い出しが楽になると思い、オートバイの研究を開始しました。
また、本田宗一郎のビジネスパートナーとして藤沢武夫が挙げられます。本田宗一郎は技術部門、藤沢武夫は経営部門をそれぞれ担当し、互いに信頼が厚かったといわれています。
以下の記事では創業者の本田宗一郎から現在の社長まで、歴代社長を詳しく解説しております。 気になる方はぜひ一読ください。
F1をはじめレーシング事業も手がける
ホンダは、F1をはじめとするレーシング事業も手掛けています。例えば、ホンダF1はモータースポーツ世界選手権「フォーミュラ1」で活躍している、日本の代表的なレーシングチームです。
また、ホンダは2015年以降エンジンサプライヤーとしてもF1事業に参戦しています。ホンダは、F1チームであるとともに他チームのエンジンをもサプライヤーとしてサポートしているのです。
これまでのF1世界選手権において、ホンダは3度優勝をしています。自動車メーカーとしてホンダが更に飛躍していくことで、F1世界選手権においても今後の活躍が期待されます。
ホンダ(本田技研工業)と子会社の関係
ホンダは、四輪車や二輪車の部品を製造する子会社を数多く有しています。これらの子会社は、ホンダグループの子会社としてものづくりの最適化に貢献しています。
なぜなら、各子会社が専門とする部品製造や販売をすることで、ホンダグループ全体として効率的なものづくりを実現することが可能となるからです。
子会社とは
子会社とは、親会社によって議決権の行使割合が51%保有されている会社です。株式の保有比率によって、4つに分類できます。
- 完全子会社:子会社の株式を100%を親会社が保有
- 連結子会社:子会社の会計を親会社の会計に含めて決算
- 子会社:親会社が保有する子会社の株式が99%以下
- 関連会社等:親会社が保有する子会社の株式が50%以下
子会社が担うのは部品生産が中心
ホンダグループの子会社は、部品生産を中心とした役割を担っています。輸送機器メーカーとは、裾野の広い産業であり、部品製造や販売を子会社が担うことが重要となっています。
また、物流や商社部門といった生産工程に関わるものも子会社に移管されています。親会社であるホンダ本体は、完成品組立や消費者へのマーケティングといった側面を担っています。
このようなオペレーションをとることで、親会社と子会社の間において分業が可能となります。そして、この分業が経験曲線の向上と効率性の高い生産を可能とするのです。
関連する記事
監修者プロフィール
三浦拓巳みうらたくみ
1997年群馬県生まれ。20卒として就職活動を行う。就活中はエントリーシート15社中全て通過。大手広告会社志望から一転、スタートアップに内定を承諾。内定後は人材育成会社にて、エントリーシート、面接などの選考対策に従事し、約70人の生徒を担当。自身の就職活動での学びを活かし、教育事業に注力している。