グループディスカッションの司会を徹底解説!

選考内容の一つとしてグループディスカッションを実施している企業は多数ありますが、就活でのグループディスカッションは少し苦手だと感じる方も多いと思います。今回は改めて司会などのグループ内の役割や、自分が司会を任された場合にディスカッションが上手くいくコツをご紹介します。

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この記事の監修者

キャリアカウンセラー|秋田 拓也

厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。

■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)

グループディスカッションでの役割

まずは、ディスカッション内での大きな役割をご説明いたします。予め時間内に決められたテーマの結論を出すディスカッションにとって、各役割はとても重要です。ここでは、司会、書記、タイムキーパーの3つの役割をご紹介します。

目次

司会

よく司会は仕切り役と思われますが、実際は効率的にディスカッションを進行するために、参加しているメンバー全員が発言しやすい状況を作ることがメインの仕事となります。また、参加者から出た意見をわかりやすくまとめ、テーマに対してしっかりと結論を導き出す力も必要です。

タイムキーパーとうまく連携を取り、予め決めておいた時間配分を意識してディスカッションを進め、参加しているメンバーそれぞれからうまく意見を引き出すことも重要です。

書記

グループディスカッションでは、テーマによっては多くの意見が飛び交う場面があります。その際に、参加者から出た意見の要点をメモとしてまとめておくことがメインの仕事となります。

ディスカッションに参加しているメンバーの人数にもよりますが、10人など大勢の参加者がいる場合は1人で全てをまとめるのは大変なので、場合によっては複数の書記がいる場合もあります。

最終的に書記が残したメモを基にテーマのまとめや結論を導き出すこともあるので、ディスカッション内ではとても重要な役割です。

タイムキーパー

時間管理をする役割の人です。司会や進行役に時間経過を伝え、配分通り進んでいるか確認することがメインの仕事となります。

グループディスカッションの司会にまつわる2つの誤解

グループディスカッションで司会をすることになった場合に、よく誤解されていることが大きく2つあります。いい意味でも悪い意味でも、司会はやはり目立つポジションになるので、まずはその役割をしっかりと理解することができるかが重要になります。

司会をしたからといって通過率が高まるわけではない

まずは前提として、グループ内で司会をしたから他のメンバーよりも選考に有利というわけではなく、与えられた役割をしっかりとこなしているかが選考のポイントになります。

もちろん自分の能力を採用担当にアピールする機会にはなるので、司会や進行役に自信がある場合はチャンスになります。ディスカッション内での役割を決める際に、最初から役割分担の指定がなかった場合、自分から積極的に行動することが間違っているわけではありません。

司会になった際は、舞い上がらずにしっかりとディスカッションを進行することが重要です。

司会は自分の意見を主張する役割ではない

先述のディスカッション内での司会の役割にもありましたが、司会は自分の意見を主張する役割ではなく、決められたテーマに対するまとめや結論を時間内に導き出すことが役割です。

自分ばかりが発言してそれを押し通し、参加しているメンバーから出てきた貴重な意見をないがしろにしてしまうと、そもそもディスカッションの意味がなくなってしまいます。

しかし、自分が一切発言せずに淡々と進行するのもディスカッション自体の盛り上がりに関わるので、全体の雰囲気や空気を読むことができる力が大切です。

司会に求められる3つの能力

では、司会にはどのような能力が求められているのか、明確にはわからない方もいると思いますので、司会をすることになった場合に意識するべき3つの能力をご紹介します。

ゴールまでの道筋を描く段取り力

まず司会や進行を行う上で重要になるのが、ディスカッションがゴールまでしっかりと辿り着くことができるよう、自身であらかじめ道筋をイメージしておき、全体を通して段取りよく進めることができる能力です。

なかなかテーマに対して的確な意見が出ない場合や、逆に盛り上がりすぎてまとまらない場合でも決められた時間内に結論を出すことがディスカッションでは最も重要になるので、次の議題に話を進めるために、一度場を切り上げることができる決断力も重要になります。

周囲の意見を引き出す傾聴力

ディスカッションに参加しているメンバーの中には、自分の意見を言うのが苦手な人がいる可能性もあります。その場合に、その人を放置して進めるのではなく発言しやすい雰囲気を作りうまく話を振ることができるかも求められる能力の一つです。

参加しているメンバー1人1人に考えていることがあり、うまく発言することができない人の意見がとてもテーマに対して的を得ている可能性もあるからです。

また、周囲の発言に対して内容をしっかりと聞いて、その発言がテーマに沿っている内容なのかどうかを見極めることができるかということも重要です。

意見をまとめる力

ディスカッションが盛り上がり、多くの意見が出るのはとても良いことですが、出てきた意見がバラバラな場合や大きく2つに内容が分かれている場合もあると思います。

そういった場合に、複数の意見から出てきている内容の良いところをまとめて一つの結論を出したり、大きく分かれている場合はどの意見が最もテーマに対して的を得ているかを参加しているメンバーも納得できるような形で説明し、ゴールまでたどり着かせる能力も必要です。

司会という役割をしっかりと理解していないと、当初自分が思っていたように話がうまく進まず、ディスカッションが失敗に終わってしまいます。

グループディスカッションで司会が評価されるポイント

ディスカッション内での司会という役割や、求めらている能力がなんとなく分かったかと思います。では、司会がどこで評価されているのか今までの内容も踏まえて重要なポイントを2つご紹介します。

対立した意見をまとめる

まずは、上記にもあったようにディスカッション内で対立した意見が出た場合は、効率よく進められるよう、なるべく時間をかけずに意見をまとめられるかどうかは大きなポイントになります。

その結論を出す際も賛否両論あると思うので、参加者からうまく意見を引き出したうえで意見をまとめることで、まとめた結論に対する認識のズレを防ぐことも出来ます。

ディスカッションに参加しているメンバーの多くは初対面の人が多いと思いますが、司会として、思っていることを発言させる機会をいかに増やせるかが重要になります。

残り時間に応じて段取りを修正

ディスカッションを進めていくうえで、最初に自分で想定していたような流れで順調に進むこともあれば、早めに一つのディスカッションが終わったり、逆に長引いてしまい焦ってしまうケースもあるかと思います。

その際に、冷静に残り時間から段取りを修正して、全体の時間調整を行えるかどうかも重要になります。参加しているメンバーが全員時間を意識しながら参加しているわけではないので、ディスカッションの良い意味での主導権を握ることができるかもポイントになります。

司会で失敗しがちな人は他の役割を検討すべき

上記にもあるように、司会をやったからといって選考が有利になるわけではありません。司会をするのが本当は苦手と感じているのであれば、無理に司会をして失敗する必要はないのです。

自分は選考するためのディスカッションに参加している1人と落ち着いて認識することで、他にアピール出来ることはたくさんあります。

話すのが苦手な人は書記に回ろう

司会という役割には多少なりとも話術が必要となりますし、他の人に話題を自然に振ることができるコミュニケーション能力も必要になります。もし、自分が人前で話すのが苦手だと自覚しているのであれば、書記という役割もおすすめです。

書記は、ディスカッション内でメンバーから出た意見のメモを取り、要点をまとめるという重要なポジションです。

司会が上手く内容をまとめられない際に、どのような意見が出てきたのか確認することがあると思うので、地味に見えるかもしれませんがディスカッションには欠かせない役割です。

アイディアが豊富な人は役割を持たず積極的に発言しよう

ディスカッションがあまり盛り上がっていない場合は、司会が頑張って話を振ったとしても、参加しているメンバーからの発言が出ないことには先に進みません。司会の役割でも触れましたが、自分の意見を主張することが司会の役割ではないからです。

全体の流れをスムーズに進める為にも、アイディアを豊富に出せる人は特に役割を持たず発言側に徹することでメンバーの中でも印象に残り、十分にアピールすることができます。

ディスカッションがしっかりとゴールまでたどり着くことができた場合に、貢献度はとても高くなります。

まとめ

自身が選考に通過する上で、グループディスカッションを成功させるということは自分に与えられたポジションがある、なし問わずとても重要になります。

自分が一番輝くことができるのがどのポジションなのか把握したうえで、練習や対策を行うことで、グループディスカッションに対する自信を持つことができます。

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