圧迫面接とは?|特徴や対処法、疑問などを徹底解説!

圧迫面接を経験したことがある人は6割を超えます。圧迫面接とは面接官が意図的に威圧的な態度を取り、就活生の反応を見る方法です。そんな圧迫面接の特徴、対策、具体的な質問例と回答例を紹介しています。圧迫面接の意図を知ることで、気持ちに余裕を持って面接に臨むことができます。本記事で細かく紹介していきます。

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この記事の監修者

キャリアカウンセラー|秋田 拓也

厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。

■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)

圧迫面接とは

就職活動をしていると圧迫面接にあう可能性はあります。圧迫面接とは面接官が意図的に否定的、威圧的な態度を取り、就活生の対応能力と判断能力を確認する面接方法です。

リクナビの調査によると63.7%が圧迫面接を経験したことがあると答えています。本見出しでは圧迫面接の具体的な特徴と意図を解説していきます。

目次

圧迫面接の特徴

まずは圧迫面接の特徴を4つ紹介します。圧迫面接の特徴を知り、乗り越えていきましょう。普段の生活に関わりが少ないことが分かります。

特徴①|ものごとを必要以上に深堀される

圧迫面接の代表的なものに、1つの話題を必要以上に深堀されることがあります。面接官の質問に解答後、「なぜ」「どうして」を繰り返し問いただされます。

就活生は自信を無くし、心理的にアピールすることができなくなってきます。

特徴②|面接官の表情が少ない

好意的な表情を出さず、にらむ、笑わないといった無表情な態度を取ることがあります。

面接官は意図的ではなく、筋肉のゆるみから表情が出なくなることが原因ともいわれていますが、就活生としては明るく話そうとしても、面接官の無表情な態度が空気を悪くします。

特徴③|否定的な回答が多い

圧迫面接の特徴に否定的な回答が多いことがあります。就活生がどのような考えを話しても否定してくる面接です。

一般的に否定してくる人とは関わらなくなり、高校、大学と進学するとさらに否定されることは少なくなります。普段、否定されない生活の中で何度も否定されると自信を無くし、気持ちが不安定になってくるでしょう。

特徴④|話に割って入ってくる

話すペースが早いことも圧迫面接の特徴です。面接官の質問に解答している途中に、割って入ってくるケースです。質問を何個も重なてくるケースも該当するでしょう。

就活生はうまく答えることができずパニックに陥ります。

圧迫面接の意図

面接官も本心で圧迫面接をしていることは少ないです。圧迫面接にも意図があります。意図を知り、冷静に対応していきましょう。

意図①|コミュニケーション能力の確認

コミュニケーション能力を確認することは面接では大切なことになります。圧迫面接は働く場面でクレームやしつこい問い合わせを想定した面接と言えます。

威圧的な態度を取られた場合、どのように受け答えをするのかを確認している意図があります。

意図②|ストレス耐性の確認

社会に出るとストレスを抱えることは多くあります。社内外の人間関係、過密日程、緊急対応といったことが原因で、ストレスを抱えることがあります。

ストレス耐性を持つことは社会人の必須スキルと言えます。圧迫面接であえてストレスを与え、反応を見るための意図があります。

意図③|思考能力の確認

圧迫面接をすることで、考えをうまくまとめることができるか見ていることもあります。仕事では想像もしていなかったトラブルが多く発生します。

想定外のトラブルが発生した中で思考が停止せずに自分の考えを述べることが出来るか確認する意図があると言えます。

就活生へ|圧迫面接の対処法

本見出しでは圧迫面接の対処方法を紹介します。前述した圧迫面接の特徴と意図を知ることによって圧迫面接の対策をすることが可能です。具体的な質問例と回答例、事前準備を上げていきます。

質問別|圧迫面接の回答例

否定的な質問に対して、回答例を紹介しています。ここでは5つ具体的な質問と回答を紹介していますので参考にしてください。

質問①|うちの会社に向いていないのでは?

1つ目の質問は「うちの会社に向いていないのでは?」という質問です。

回答として「ご指摘の通りかもしれません。大変失礼いたしました。しかし私は貴社の積極的な商品開発に興味があります。

実行力がある環境で自分を磨き、周囲にも影響を与え、御社でキャリアアップしていきます。」

「うちの会社に向いていない」と言われる意図には、すぐに落ち込まない心を持っているかどうかを試していると言えます。言われたことを一度受け止め、志望理由を明確に伝えることが大切です。

質問②|うちは第一希望ではないのでは?

2つ目は「うちは第一志望ではないのでは?」という質問です。志望動機の後に出てくると想定できます。

回答として「私は接客が好きなので、接客業を中心に就職活動をしています。しかし、御社の接客スタイルは私のアルバイトで得た接客経験を最大限に活かすことが出来ると考えております。」

「うちは第一志望ではないのでは」という質問には、ほかの業界も見ていることを確認する意図があると言えます。視野の広さをアピールし、面接で受けた会社にしかない特徴を言葉にすることが求められます。

質問③|その考えは向いていないのでは?

3つ目の質問として「その考えは向いていないのでは?」という質問です。感情的にならず、深堀していきましょう。

回答として「大変失礼いたしました。私の実力不足で考えが浅いと感じました。マニュアルだけの考えではなく私の強みを活かして発展につなげていきたいと考えています。」

「その考えは向いていないのでは?」という言葉には就活者の軸を確認していると言えます。今の考えを改善することをアピールし、発展につなげていくことを言葉にできるといいでしょう。

質問④|すぐ辞めるのでは?

4つ目の質問は「すぐ辞めるのではないか?」という質問です。

回答として「学生時代クラブ活動を最後まで続けたことや、大学の4年間でアルバイトを転々としなかったことから忍耐力と継続力はあると自負しています。」

「すぐ辞めるのではないか?」という質問にはうちの会社は厳しいということで、就活生を心理的に揺さぶっていると言えます。ここでは続けることが出来る継続力を伝える必要があります。

質問⑤|学校で何を学んだの?

5つ目の質問として「学校で何を学んだの?」という質問です。

回答として「学校ではクラブ活動で勝てる方法を話合い、考え方や意見に耳を傾けることが何より大事だという、人間力の部分を大きく学びました。初の社会人で、御社では役に立たないかもしれないですが、応用していけると考えています。」

「学校で何を学んだの?」という質問には正直に、学校で学んだことの話をし、応用していくことを話すといいでしょう。面接官にイメージを持たせることが大切です。

圧迫面接の事前準備

実際に圧迫面接をされるかどうかは当日になるまで分かりませんが、可能性があるのであれば、事前準備をして面接に臨むことが必要です。ここでは事前準備の方法を紹介しています。

事前準備①|回答を深堀して詰める

想定する質問の回答に何度も「なぜ?」と問うことで、深堀ができます。自己分析もでき、考え方の本質が見えてきます。

協力してくれる仲間がいると、違う考え方が入るのでさらに有効的な回答になります。自分の考えに厚みを増し自信を付けていきましょう。

事前準備②|端的にスピードを付けて対応する

質問に対しての回答はできるだけ短く、分かりやすい説明をすることで話に割って入られることがなくなります。

想定外の質問があり、考える必要があるのであれば、回答する前に時間を貰うようにすればいいでしょう。

「30秒ほどお時間をいただいてよろしいでしょうか」と最初に時間の指定をすれば、面接官にも悪い印象を待たれずに済みます。

事前準備③|面接官の仕事だと考える

面接官も本心で圧迫面接をしているとは考えにくいです。自分の会社に応募してくれて、面接を受けてに足を運んで来てくれている人に、悪印象を残すようなことはしたくはないでしょう。

仕事上、考えられることを想定して面接をしてくれていると思い、圧迫面接に対応するようにしましょう。

事前準備④|感情的にならない。

圧迫面接を受け、自信を喪失し表情を崩してしまうと印象が悪くなります。仕事上でも困難なことに当たるとパニックになると想定されてしまいます。

仲間に圧迫面接のシュミレーションをしてもらい、本番に表情、行動に気を付け、冷静に対応していきましょう。

企業へ|圧迫面接の注意点

本見出しでは企業(面接官)向け注意点を解説しています。圧迫面接のメリットとデメリットを紹介します。

圧迫面接のメリット・デメリット

まず圧迫面接で得られるメリットは、仕事上で想定されることの対応方法を想像することができます。いい返答が帰ってくれば、仕事上でも同等レベルの対応をしてくれると期待できます。

デメリットは就活生に良い印象を残せないことです。最悪の場合、世間に広がり、応募者が減る可能性があります。入社が決まっても断られる可能性もあるでしょう。バランスを考え実施する必要があります。

圧迫面接は訴訟される可能性がある

圧迫面接を就活生にした場合、仕返しするという意味で起訴される可能性があります。

面接官に圧迫面接したつもりはなかったとしても、受け取り手(就活生)が「誹謗中傷を受けた」、「人的差別を受けた」と受け取れば、起訴につながる可能性があります。度を超えた圧迫はしないようにしましょう。

圧迫面接に関する疑問

本見出しは圧迫面接でよくある疑問を2つ紹介しています。公務員でも圧迫面接があるのか、圧迫面接で感情的になるとどうなるのかを解説しています。

疑問①|公務員の面接は圧迫面接なのか

公務員でも圧迫面接があるケースがあります。公務員でも市民、住民からの急なクレーム対応や自然災害といったような不測の事態は起きます。

ストレス耐性や冷静な対応方法の確認は必要です。公務員の面接でも圧迫面接をされる可能性があります。民間企業と同じ圧迫面接は、冷静な対応が圧迫面接を乗り切る手段と言えます。

疑問②|圧迫面接で泣くと不採用なのか

圧迫面接で感情的になり、泣いてしまうと不採用になる確率は高くなります。面接官は仕事上のことを考え、意図的に圧迫面接をしていることを想定することが大切です。

感情的になり、自分の気持ちを正直に出せたとしても、好印象を持たれることはないでしょう。

まとめ

圧迫面接には実施する意図があることと、圧迫面接の対処方法を中心に紹介してきました。圧迫面接は内容を深堀すること、仲間に協力してもらいシュミレーションすることで対策ができます。民間企業だけでなく公務員でも圧迫面接が実施されることもあります。本記事で圧迫面接を乗り越えるきっかけができれば幸いです。

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