【2020年版】IT業界の就職偏差値|GAFAや国内のIT企業を紹介

2chで2019年度のIT企業ランキングをご覧になり、最新の就職偏差値を知りたいと感じた方もいらっしゃると思います。IT企業は2020年度も就職偏差値が高く、とりわけ理系大学の学生に人気です。本記事では、まずITの就職偏差値とIT業界の分類をご紹介します。続いて、就職偏差値ランキングもご紹介します。

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この記事の監修者

キャリアカウンセラー|秋田 拓也

厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。

■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)

ITの就職偏差値

IT業界は、文系学生のみならず理系学生にも人気であり、就職が難しいと言われています。

本見出しでは、ITの就職偏差値がどのような実態かについて理解を深めるために2つのポイントをご紹介します。就職活動中の方は、他の業界の就職偏差値も合わせてご確認下さい。

目次

ITの就職偏差値は高い

就職偏差値とは、「就職偏差値ランキング委員会」が2chなどを参照に数値化した就活生の内定取得難易度であり、ITの就職偏差値は高いと考えられます。

  • 2020年卒の就職偏差値まとめ表
  • 就職偏差値に固執しがちな人にありがちな3つの状況
  • 就職偏差値に頼らず企業を選ぶための価値観

こちらの記事では、以上のようなポイントを中心に2020年度の就職偏差値をご紹介していますので、就職偏差値の高いIT企業を検討していてお悩みの方は合わせてご一読ください。

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ITの就職偏差値が高い理由

ITでは、なぜ金融業界やメディア業界のように就職偏差値が高いのか、その理由を詳しく知りたいと感じた方もいらっしゃると思います。

本見出しでは、ITの就職偏差値が高い理由を3つご紹介します。

①専門的な知識を要するから

1つ目の理由は、専門的な知識を要するからです。ITの専門的な知識とは、職種や業務内容に応じて取得が必要であり、専門職としてのキャリアを築くことが可能になります。

  • Webデザインをするため必要なHTMLやCSS資格
  • システム導入などに役立つ情報処理技術者資格
  • プログラミング力を示せるJavaやRubyなどの認定資格

以上は、IT関係の仕事で必要とされる専門資格です。これらは、中途採用でもピンポイントで募集がされており、新卒入社時に保持していると非常に高い評価がなされると言えます。

②時代のニーズが高まっているから

2つ目の理由は、時代のニーズが高まっているからです。近年、技術の進歩に伴い様々なITテクノロジーが飛躍的な進歩を遂げており、社会に不可欠な存在となりつつあります。

  • 多量のデータ分析(Data Analytics)による、顧客のニーズ把握と製品の適性化
  • 人工知能(AI)の開発による、自動化および機械化の実現
  • あらゆる物にインターネットを接続する(IoT)ことによる、情報交換や情報制御

これらは、IT時代のニーズを語る上で特に重要なキーワードです。IT企業は今までの常識を打ち破り、より便利で革新的な技術を社会に提供することが期待されています。

③高給で福利厚生も整っているから

3つ目の理由は、高級で福利厚生も整っているからです。福利厚生とは、企業側が労働者に対して賃金に加えて提供する非金銭的な報酬であり、従業員の満足度にも影響します。

  • 産地直送の有機食品と肉類の配達
  • 移動美容室とサロン
  • 様々な業者によるオフィスでの訪問販売

以上は、特に良いと評判になっているGoogleの福利厚生です。IT企業では、社員のパフォーマンスを最大化するために、業務外の便利性を上げたりリフレッシュの機会を用意しています。

IT業界は年収偏差高水準です。以下の記事では企業別・業界別・大学別の年収偏差値に関して詳しく紹介していますので、興味のある方はこちらも併せてご覧ください。

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IT業界の分類

本見出しでは、IT業界を代表的な4つのグループに分けてご紹介します。

IT業界への就職を検討されている方は、それぞれがどのような事業内容で、他とは異なる特徴を持っているかを正しく把握できると良いでしょう。

SIer

SIerとは、ソフトウェアの開発・管理・保守や、データベースの構築など幅広い業務を行います。また、クライアント企業の有する課題に対してコンサルティングサービスも行います。

  • SEの業務内容と激務だと言われる理由
  • SEに向いている人の特徴
  • SEの働き方改革に関する実情

以下の記事では、SIerを支えるSEが激務だという評判の真相に関して、3つのポイントを中心にご説明しています。仕事自体は大変でも、やりがいや年収に魅力を感じる人もいます。

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Web

Webとは、インターネットにおける広告事業やまとめサイトなどを指します。Web広告は、参入障壁が比較的低いため、競合企業が多数乱立していることが特徴に上げられます。

一方で、まとめサイトではインターネット販売事業やWebブログとも関連性があり、日本国内外の大手e-commerce企業や、ゲーム会社などが人気の就職先としては挙げられます。

ソフトウェア

ソフトウェアとは、ハードウェアを制御するための手順や命令をまとめたプログラムのことです。近年は、スマートフォンの普及に伴いアプリ開発事業が主流となっています。

就活生に人気のソフトウェア企業としては、パソコンやインターネットセキュリティ関連を得意とする米系企業や、基幹業務系ソフトウェアを販売する日系企業があります。

ハードウェア

ハードウェアとは、パソコン本体、パソコンの周辺機器やそれらを構成する電子回路などを指します。また、スマートフォンやゲーム機器などもハードウェアに含まれます。

ハードウェアを代表する企業としては、日本国内外のパソコン・タブレットメーカーや、日系のヘルスケア機器を扱う企業などがあり、いずれも就職偏差値は高めといえます。

ITの就職偏差値ランキング|2020年

前述の見出しでは、IT業界を代表する4つのグループをご紹介しましたが、具体的にどのような企業があるのか知りたいと感じた方もいらっしゃると思います。

本見出しでは、2020年度におけるITの就職偏差値ランキングをご紹介します。就職先をお探しの方は、ぜひランキング上の企業やその競合企業をチェックしてみて下さい。

SIer

本見出しでは、SIerを代表する就職偏差値ランキングを発表します。

SIerでは、米系企業を筆頭に日本の大手企業やその関連会社などがランクインしています。事業内容としては、コンサルティングやシステム運営を行う企業が多いことが特徴です。

Web

本見出しでは、Webを代表する就職偏差値ランキングを発表します。

Webでは、GoogleやYahoo! Japanなど世界大手の検索エンジンを持つ2社以外にも、スマホゲームやスマホアプリ事業を中心とする企業が数多くランクインしています。

ソフトウェア

本見出しでは、ソフトウェアを代表する就職偏差値ランキングを発表します。

ソフトウェアでは、オラクルやマイクロソフトといったパソコン関連機器メーカー以外にも、トレンドマイクロやSkyといった特定事業分野に強い企業なども入っています。

ハードウェア

本見出しでは、ハードウェアを代表する就職偏差値ランキングを発表します。

ハードウェアでは、世界的にスマホ市場を席巻するApple Japanを日本の大手電機メーカーが追う構図となっており、OMRONやELECOMといったニッチな市場に強い企業もあります。

ITの就職偏差値ランキングTOP4

IT業界では、どの分野でも就職偏差値が高いことがわかりましたが、その中でも特に人気のTop4を知りたいと思った方もいらっしゃると思います。

本見出しでは、ITの就職ランキングTop4をご紹介し、各社の特徴や年収・評判などもお伝えします。興味を持った方は、ぜひ企業研究も進めてみてはいかがでしょうか。

シスコシステムズ

本見出しでは、世界最大のコンピューターネット機器メーカーである、シスコシステムズ合同会社をご紹介します。

基本情報・採用実績

以下は、シスコシステムズの公式ホームページと有価証券報告書を参照して作成したまとめ表です。

シスコシステムズは、東京に日本の本社を置いているグルーバル企業です。シスコシステムズは毎年新卒採用を行っており、およそ20名弱となっています。

また、採用実績のある大学としては国内の難関大学院・大学が挙げられます。

学歴としてはMARCH以上が必要であり、選考倍率も極めて高いとわかります。

特徴|夢を想像するだけでなく創造する仕事

シスコシステムズは、ネットワーク機器を製造販売するアメリカの企業であり、以下のような製品を中心として事業展開をしています。

  • ネットワーク(ルーティング、スイッチングやワイヤレスLANなど)
  • コラボレーション(ビデオ会議システムやWebex Boardなど)
  • セキュリティ(VPN およびエンドポイントセキュリティクライアントなど)
  • IoT(IoTネットワークやCisco Jasper Control Centerなど)
  • データセンター(自動化とハイブリッドクラウドなど)

これらの製品は、データ社会への移行においてインフラとしての役割を果たすだけでなく、まだ見ぬ人々の生活や事業を可能にする機能を果たしているという特徴があります。

年収・やりがい・評判

以下は、シスコシステムズの平均年収です。

シスコシステムズでは、数多くのエンジニアやプロダクトマネージャーが在籍しており、その年収は金融業界やコンサルティング業界にも匹敵する金額です。

ベース給与とインセンティブ給与から構成される年棒制。インセンティブ給与は所属や職種で割合が変わってくるが、ターゲットを100%以上達成すると通常以上の割合でインセンティブ報酬を得ることができるため、年収が2倍近くなる場合もある。毎年の昇給はなく、基本的にグレードを上げることでしかベース給与はアップしない。

参照: Openwork

何といってもIT業界、特にネットワークにおいて知らない人がいない企業。常に最新のソリューション、アーキテクチャを経験することができる。パートナー企業では10年経っても経験できないような仕事が山のようにあるが、むろん仕事に対する責任も非常に大きい。プレッシャーを楽しめる人にはまたとない環境。

参照: Openwork

シスコシステムズでは、業績によって多額の年収を得る機会があるだけでなく、常に新たなネットワーク製品を扱うため、大変な仕事にも大きなやりがいを感じることが可能です。

Google

本見出しでは、世界最大の検索エンジンサイトでもあるGoogleをご紹介します。

基本情報・採用実績

以下は、Googleの公式ホームページと有価証券報告書を参照して作成したまとめ表です。

Google Japanでは、公式ホームページ上にて特定の職種ごとに新卒採用を行っています。以下では、現在募集中の情報を元に一例をご紹介します。

また、採用実績のある大学は明確に開示されていませんが、以下のレベルだと想定されます。

  • 海外の大学院、大学
  • 東大、京大、旧帝国大学
  • 早慶上智

Googleは新卒採用枠が少ないですが、興味のある方は採用ホームページをご覧ください。

特徴|世界最大のWeb事業に参画

Googleは、世界で最も大きい検索エンジンを有しており、以下の事業を行っています。

  • Google独自の検索サービス
  • インターネット広告(AdWords、AdSense)
  • Webメール(Gmail)など各種サービスの提供

Googleは、インターネット上でやり取りを行うプラットフォームを個人・法人に提供しており、あらゆる企業が事業を展開する基礎となるサービスを提供しています。

年収・やりがい・評判

以下は、Googleの平均年収をまとめた表です。

Googleでは年に4回のボーナスが支給されており、社員個々人のパフォーマンスによっては1,000万円から1,500万円程の年収となることもあります。

営業は、基本給+四半期ごとの達成度に応じたボーナス(年4回)+ストックオプション+αで総支給額が決まります。また、年1回の昇給の他、プロモーションした際に大きく昇給するため、順調にいけば数年で年収が数百万円上がっていきます。

参照: Openwork

目標はかなり高く設定されており常にチャレンジング。お互いを助け合う文化も根強く、チャレンジをしやすい環境にある。

参照: Openwork

Googleでは、極めて高い給与だけでなく高い目標にチャレンジする仕事環境と、それを乗り越えるための社風が揃っていることがわかります。

日本オラクル

本見出しでは、クラウドアプリケーションやプラットフォームを提供する日本オラクルをご紹介します。

基本情報・採用実績

以下は、日本オラクルの公式ホームページと有価証券報告書を参照して作成したまとめ表です。

日本オラクルは、アメリカに本社を置くオラクルコーポレーションの日本法人であり、新卒採用を行っています。以下は、日本オラクルの募集職種と採用人数です。

また、日本オラクルへの就職実績がある大学としては以下が公開されています。

日本オラクルでは、国公立難関大学以外にもMARCH以上の私立や女子大学から就職実績があります。

特徴|最先端のテクノロジーをお客様に提供

日本オラクルでは、世界最先端のソフトウェアを提供しており、以下のような製品・サービスを提供しています。

  • インフラ・プラットフォーム
  • プライベート・クラウド
  • データベース・セキュリティ

これらの製品は、企業のハードウェアを制御管理してより優れたパフォーマンスを発揮させるために不可欠なソフトウェアサービスであり、最新技術を提供する仕事に携われます。

年収・やりがい・評判

以下は、日本オラクルの平均年収をまとめた表です。

日本オラクルでは、およそ1,000万円という高い平均年収を測っており、会社の業績や業務パフォーマンスによって、さらにプラスαのインセンティブボーナスが支払われます。

ポジションによって、ベース給与とインセンティブの割合は異なる。多くの営業職は6:4などで技術職は8:2であるが、同じチームでも人により異なる割合がある。同業界、同企業規模、銅ポジションと比べると給与水準は決して高くない。

参照: Openwork

部署によっては海外とのやり取りが多く、世界の最新情報をいち早く知り英語でやり取りをすることが多いので、グローバルとのコミュニケーションにやりがい、働きがいは感じます。

参照: Openwork

社員による日本オラクルの年収評価は厳しめとわかりますが、IT業界の中でも高い年収を誇っており、最新のソフトウェア製品をグローバルな環境下で扱える魅力があります。

Apple Japan

本見出しでは、IphoneやMacbookなどによって人々の生活を大きく変えたApple Japanをご紹介します。

基本情報・採用実績

以下は、Apple Japanの公式ホームページと有価証券報告書を参照して作成したまとめ表です。

Apple Japanは、アメリカに本社を置くApple社の日本法人であり、新卒の採用活動を行っています。

また、採用実績のある大学は明確に開示されていませんが、以下のレベルだと想定されます。

  • 海外の大学院、大学
  • 東大、京大、旧帝国大学
  • 早慶上智

Apple Japanは新卒採用枠が少ないですが、興味のある方は採用ホームページをご覧ください。

特徴|次世代のライフスタイルに不可欠な製品の製造販売

Apple Japanでは、MacbookやIphoneといったような人々の生活を革新的に変えた製品の製造販売を行っています。

  • アップル社製コンピュータや周辺機器
  • 各種アプリケーションソフトの輸入販売・研究開発

Apple Japanでは、米国アップル社とも連携して常に最新の製品をお客様へ提供しており、次世代に求められる製品を世に広めるという業務に携われることが特徴です。

年収・やりがい・評判

以下は、Apple Japanの平均年収をまとめ表です。

Apple Japanの平均年収は、前述の3社と比較すると低めですが、これは各販売店におけるスタッフやカスタマーサービスなどを要しており、年収幅があるからと考えられます。

定性評価・定量評価が明確で失火知りています。ボーナスが大きいため、給与の面で困ったことはないですが、大きい企業のため上からふってくる仕事をこなすだけになってしまいます。

参照: Openwork

チャレンジする人にはチャンスが与えられ、キャリア開発については消極的です。しかし常に前進すること、成長することが求められ、留まることや交代することが許されないところが難点。

参照: Openwork

Apple Japanでは、仕事でチャレンジする機会がある一方で、長期的なキャリア成長については改善の余地があることがわかります。また、ポジティブな企業文化も特徴の1つです。

まとめ

IT企業の就職偏差値は、時代のニーズが高まっているだけでなく高い専門知識や福利厚生によるものであり、大きく4種類に分類することができるとわかりました。

就職偏差値が高いIT企業を目指す方は、2020年度の就職偏差値ランキングに入っている企業を中心に業界研究を進めてみてはいかがでしょうか。

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