メルカリの社長|山田進太郎(やまだしんたろう)の経歴や小泉文明前社長との交代の経緯を解説!

飛ぶ鳥を落とす勢いのITベンチャーであるメルカリは今、世界を目指そうとしています。今回はこのメルカリを取り上げ、なぜ社長交代に至ったのかや、山田進太郎社長や小泉文明前社長の出身や経歴を紹介します。メルカリへの就職を目指す就活生やベンチャービジネスに関心のある人は、是非参考にしてください。

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この記事の監修者

キャリアカウンセラー|秋田 拓也

厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。

■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)

メルカリの社長は山田進太郎

「山田進太郎(やまだしんたろう)」は株式会社メルカリの社長です。今やフリマアプリではトップランナーのメルカリですが、社長の山田進太郎氏はまだまだメルカリの地平線を広げていく意気込みです。

この記事では、社長を務める山田進太郎氏と、前社長で現在会長を務める小泉文明氏との役割分担などを詳しく解説します。

目次

2019年までメルカリの社長は小泉文明(こいずみふみあき)だった

小泉文明(こいずみふみあき)氏は2017年から2019年までメルカリの社長を務めました。後述するように、創業者である山田進太郎氏と同じ早稲田大学教育学部を卒業し、証券会社でベンチャー企業のIPOに従事したのち、メルカリの社長に就任しました。

しかし、2019年に創業者で会長を務めていた山田進太郎氏と役職を交代し、小泉文明氏は会長に就任しました。

山田進太郎社長と小泉文明会長の役割分担

小泉文明氏が社長を務めたいた際の役割分担は以下のようになっていました。

  • 小泉文明社長:国内事業を統括
  • 山田進太郎会長:海外事業を統括

しかし、今回の社長交代で、役割は以下のように変わったとされています。

  • 山田進太郎社長:メルカリの中長期的な成長を牽引
  • 小泉文明会長:鹿島アントラーズの社長としてサッカークラブ運営に専念

小泉文明会長は父の実家が鹿島アントラーズのホームである茨城県行方市にあります。以前から鹿島アントラーズへの思いを度々口にしていましたので、今回の社長交代で自身の希望する事業に専念できるようになったと言えるでしょう。

株式会社メルカリはフリマアプリを提供している

メルカリの本社は六本木ヒルズにあります。売上高357億6,500億円、従業員1,140人(2018年6月期・連結)までに成長し東証マザーズに上場しています。フリマアプリでは後発ながらトップ企業です。

メルカリは2013年、山田進太郎氏によって設立されました。「メルカリ」という屋号はラテン語の「商いする」からとられています。

メルカリはベンチャー企業として有名ですが、ほかのベンチャー企業については以下の記事で紹介しています。ベンチャー企業を目指す就活生の方はぜひご活用ください。

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メルカリの創業者・社長(山田進太郎)の出身や経歴

本見出しでは、創業者であり、2019年に小泉文明前社長と社長を交代した山田進太郎氏の経歴について解説します。経歴をたどると、若い頃からインターネットビジネスに興味を持ち、関連する活動にコミットして経験を積んできた過去が浮かび上がってきます。

メルカリの創業者・社長(山田進太郎)は愛知県出身で早稲田大学に入学

メルカリの社長を務める山田進太郎氏は1977年、弁護士の父と税理士の母の家庭の下に生まれます。小学校は地元の公立小学校に通ったのち、名古屋市にある東海中学校・高等学校に通います。

高校時代は建築家を目指して早稲田大学理工学部建築学科を志望していた時期もありましたが、デッサンの才能がないことに気づき、その道は断念したようです。

その後、山田進太郎氏は早稲田大学教育学部に進学します。

早稲田大学在学中は楽天のインターンやサークル活動に注力する

山田進太郎氏は早稲田大学教育学部に在学中、主に以下の3つの活動を行なっています。

  • サークル「リンクス」の代表
  • 楽天でのインターン
  • 映画サイト「映画生活」のリリース

早稲田大学のサークルである「リンクス」は、主にフリーペーパーの作成やウェブの企画を行う学生団体であり、当時からインターネットに興味があったことが分かります。

さらに楽天のインターンでは、「楽天オークション」の立ち上げにも携わっていたようですが、結局、楽天から内定をもらいます。

楽天のインターンの合間に自分でプログラミングの勉強もしていたようで、現在はぴあが運営する「映画生活」の開発を個人的に行なっていたとのことです。

以上のような活動を通じて、「0から1を作る仕事」に尋常でない魅力を感じ、楽天の内定を辞退して企業の道に進むことを選びます。

2001年にウノウを設立も、2010年に売却

大学を卒業後、山田進太郎氏はウノウ株式会社を設立します。主にインターネットサイトの企画開発運営を行ない、以下のようなサイトをリリースしています。

  • 映画サイト「映画生活」
  • 写真共有サイト「フォト蔵」

特に「映画生活」は「チケットぴあ」を運営するぴあ株式会社が買収するなど、確実に成長していきます。2009年にはソーシャルゲーム業界に参入し、「まちつく!!」などのヒット作をリリースします。

最終的に2010年にジンガ(Zynga)に売却し、山田進太郎氏もZynga所属となります。しかし、2012年にZyngaを退職し、世界旅行に出ます。

2013年にメルカリを設立し、2019年に小泉文明社長(当時)と役職を交代

世界旅行から帰ってきた山田進太郎氏は、株式会社コウゾウ(現メルカリ)を設立します。

その後は順調に成長を続け、2015年には2000万ダウンロード、2017年には累計1億ダウンロードを突破しています。メルカリは若年層にとって、必要不可欠なアプリになりました。2018年には東証マザーズにも上場を果たし、順風満帆かのように見えます。

2017年、山田進太郎氏は社長を小泉文明氏に譲り、会長に就任します。しかしながら、2019年に再び社長に就任します。小泉文明氏は会長に就任したため、社長と会長で役職を交代した形になります。

また、山田進太郎氏は自身がアトピーであることを告白しています。アトピー自体は人体に悪影響を与えるものではありません。若干、肌が荒れ気味となりますが、決してストレスなどではなく、病気が原因なので特段の心配は不要と言えます。

メルカリの前社長(小泉文明)の出身や経歴

メルカリは知っていても前社長の小泉文明氏についてはどうでしょうか。ここでは、山田進太郎氏と社長を交代した小泉文明氏の出身や経歴について詳しく見ていきます。

メルカリの前社長(小泉文明)は山梨出身で早稲田大学を卒業

メルカリの社長である小泉文明氏は1980年生まれ山形県出身です。 駿台甲府高校学校を卒業後、私立大学の名門である早稲田大学商学部に入学しました。

大学時代からネットビジネスに興味を持ち、インターネットを使って小遣い稼ぎをしながら将来は事業を興したいという夢を持っていたそうです。

2003年早稲田大学を卒業して、大和証券SMBC(現在は大和証券に統合)に入社しました。

メルカリの前社長(小泉文明)は新卒で大和証券に入社

小泉文明氏は新卒で大和証券SMBCに入りました。大和証券SMBCでは、インターネット関連ベンチャー企業のIPO(未上場企業を上場させること)の業務を担当しました。今や有名になったDeNAやmixi(ミクシイ)のIPOも担当したそうです。

メルカリの前社長(小泉文明)はミクシィのCFOだった

mixiのIPOを担当したことが縁で、小泉文明氏は2007年に取締役執行役員CFO(最高財務責任者)としてmixiに入り、コーポレート部門全体を統轄するようになりました。

小泉文明氏は2012年にはmixiを退職します。その後2013年にメルカリに参画しますが、いきなり経営陣の一人として資金調達を担当します。

小泉文明氏は多くのITベンチャー企業の立ち上げ期に社外取締役をしており、現在trippiece(トリッピース)というソーシャル旅行サービスを提供している会社の取締役も兼任しています。

メルカリの前社長(小泉文明)の資産や年収

メルカリの小泉文明前社長は創業者ではありませんので、株式資産はそれほど所有していない模様です。

年収に関してはtrippiece(トリッピース)という会社の取締役も兼任していることから、メルカリの役員報酬と合わせて数千万円はあると言えるでしょう。

メルカリの前社長(小泉文明)をもっと知りたい方

小泉文明氏はTwitterやインタビューで、メルカリの経営方針やメルカリを巡る様々なことについて情報発信していました。ここでは、その一部を紹介し、小泉文明氏の人物像に迫ります。

Twitterをみる

小泉文明氏のツイッターでは、などをホームタウンとするJリーグの鹿島アントラーズの経営参画について触れています。メルカリは日本製鐵から鹿島アントラーズの株式譲渡を受け、それまでのスポンサーとしての立場からチーム経営を担う立場になりました。

子供の頃から鹿島アントラーズファンで、「 伝統を大事に守りつつ、変革をリードして世界を代表するクラブをつくっていきたい。 」とチーム経営の抱負を語っています。

記事を読む

日経ビジネスのインタビュー「メルカリ小泉社長が“超絶”コミットする理由」では、小泉文明氏が社長在任時でも肩書きありきの仕事をしていなかったことが分かります。常に仕事への当事者意識をもってコミットします。職場での座席配置も一般の社員と並んで座り、フラットな組織運営と気軽なコミュニケーションを心がけています。

また、現代ビジネスの記事「メルカリ小泉氏が明かす『本当のプロフェッショナル』を採用する方法」では、メルカリでは社員の評価はマネージャー陣が徹底的に話し合うことで決めています。半日時間を確保して、6~10人のマネージャーが社員一人一人について達成度の数値や体現度を議論して評価結果を出しているのです。

本を読む

メルカリはベンチャー不毛地帯といわれる日本において画期的な成功を収めました。その秘密は創業者山田氏の経験と勝負強さ、そしてチーム力にありました。幾多の困難を乗り越えて今海外にその手を広げようとしています。

そのような経験が「メルカリ 希代のスタートアップ、野心と焦りと挑戦の5年間」という本でまとめられていますので、ぜひ参考にしてみてください。

まとめ

メルカリの小泉社長を中心に解説しました。日本でもスタートアップベンチャーは成功できるのです。順風満帆に見えるメルカリも多くの壁を乗り越えて現在地に立っています。そして今グローバル企業に脱皮しようとしています。

就活生には山田氏や小泉氏のようなベンチャースピリッツも是非学んでもらいたいものです。

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