JALの社長|赤坂祐二(あかさかゆうじ)の経歴や年収、学歴も紹介!

2018年2月にJALの社長交代が発表された時、航空関係者は一様に驚きました。それはJALが初めて、技術畑の社長を抜擢したからに他なりません。JALが破産し経営立て直しを始めてから、すでに6年が経過したタイミングでした。そこで今回は、JALの社長の経歴・実績について解説します。

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この記事の監修者

キャリアカウンセラー|秋田 拓也

厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。

■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)

JALの社長は赤坂祐二(あかさかゆうじ)

赤坂祐二(あかさかゆうじ)氏は、JAL株式会社の代表取締役社長です。前社長からの交代が噂されるようになった時点で、赤坂祐二社長の就任は予想されていなかったようです。

ここでは、JALの基本情報と赤坂祐二社長並びに植木義晴前社長のプロフィールを紹介します。

目次

JALの基本情報

日本航空株式会社の「2019年3月期有価証券報告書(2019年3月期決算 )」に基づき、JALの基本情報をまとめてみました。

日本有数の航空会社ではありますが、2010年1月に会社更生法の適用を申請し、破産した経験を持ちます。その後の経営再建により、2012年9月に再上場を果たしました。

JALでは業務企画職と客室乗務員、自社養成パイロットを採用しており、仕事内容やキャリアパスが異なります。また、新卒採用時には応募者数も採用人数も多いので、計画的に就活を進める必要があります。

以下の2つの記事では、JALが募集している職種の仕事内容とキャリアパス、新卒採用の選考フローをわかりやすく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

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JALの社長 赤坂祐二のプロフィール

2018年6月に行われた株主総会での承認を受けて、赤坂祐二氏が代表取締役社長に正式に就任しました。赤坂祐二社長のプロフィールは、以下の通りです。

赤坂祐二社長の経歴や実績については、後述します。

JALの前社長 植木義晴(うえきよしはる)は会長に

JALの前社長は、植木義晴氏です。1975年に操縦士として入社し、1994年から2011年までは機長として乗務していました。プロフィールは、以下の通りです。

2010年にJALが経営破綻した際、当時会長を務めていた稲森和夫氏が、植木義晴氏を執行役員運航本部長に抜擢しました。2012年には取締役に選任され、ほどなく開かれた取締役会で、代表取締役社長に就任します。

JALの経営再建に尽力し、2018年4月の社長交代をもって、代表取締役会長に就任しました。

JALの歴代社長

1951年の創業以来、JALの代表取締役は13名います。創業当初は半官半民の企業でしたが、 1987年11月18日に民営化します。そして2010年には一度、経営破綻しました。ここでは、中でも有名とされる歴代社長を5名紹介します。

  • 柳田誠二郎氏/初代社長。設立当時は半官半民で運営され、国内線のみ就航していた
  • 松尾静麿氏/太平洋路線にダグラスDC-8-32型機を投入するなど、国際線の乗客数を増加させると共に、ホテル事業に参入した
  • 朝田静雄氏/JALグローバルクラブの発足やタチバナ・エグゼクティブ・キャビン・サービスの導入など、新サービスを提供。1983年度の「世界の民間航空会社の輸送実績統計」で第1位という快挙を成し遂げた
  • 近藤晃氏/バブル崩壊により経営不振に陥るが事業の再構築を行い、回復させる
  • 大西賢氏/会社更生法適用後、初の社長。経営再編に尽力する

歴代社長の功績をふり返ると、現在に続くサービスの原型が見えることがわかります。

JAL(yahoo)の社長 赤坂祐二(あかさかゆうじ)の経歴と実績

赤坂祐二社長は技術系総合職(現・業務企画職技術系)として採用され、1987年4月に入社しました。ここでは、赤坂祐二社長の経歴と実績について紹介します。

JALの社長 赤坂祐二の経歴

JALの社長である赤坂祐二氏の高校までの経歴は、明らかになっていないようです。

ここでは、それ以後の赤坂祐二社長の経歴をまとめてみました。

東京大学大学院工学系研究科(航空学専攻)を修了

赤坂祐二氏は1987年3月に、東京大学大学院工学系研究科航空学専攻を修了し、JALに入社しています。

赤坂祐二氏が入社する2年前になる1985年、日本航空123便墜落事故が発生しました。1987年6月に運輸省事故調査委員会が発表した事故調査報告書によると、原因は圧力隔壁の金属疲労により亀裂が生まれ、与圧に耐えられずに損壊したと推定されています。

赤坂祐二氏のJAL入社にも、何らかの影響を与える事故だったと考えられます。

技術系総合職として入社し、整備本部に従事

1987年4月に入社した赤坂祐二氏は、東京大学大学院修了にも関わらず、研究職ではない技術職を選択します。そして整備本部に配属され、整備士として、キャリアをスタートさせます。

そして一貫して整備畑を歩み続け、2001年12月には羽田整備事業部生産計画グループ長に、2009年4月には安全推進本部長兼ご被災者相談部長に昇進しています。

2014年に株式会社JALエンジニアリング代表取締役社長に就任

2014年4月、赤坂祐二氏はJALの執行役員 整備本部長になると同時に、日航機の点検・整備を行う子会社である株式会社JALエンジニアリングの代表取締役社長に就任しました。

JALエンジニアリングでの功績が評価され、2016年4月にはJAL常務執行役員整備本部長に昇進しています。そして2018年4月にの社長執行役員となり、同年6月の株主総会で承認されました。

JALの社長 赤坂祐二の実績

JALの公式サイト内で公開されている役員一覧の中に、赤坂祐二社長のページがあります。

ここではそれを参考に、赤坂祐二社長の実績を紹介します。

①安全運航の基盤を確立

赤坂祐二社長は入社後に整備本部に配属された以後、整備士として日航機の安全運航を下支えしてきました。現場で様々な経験を積み見識を深めながら、整備業界で多様な人脈も築いています。

それらを武器に株式会社JALエンジニアリングの代表取締役社長に就任した際、安全運航の基盤を強固することに尽力しました。

また、JALフィロソフィを率先垂範し、現在も「尊い命をお預かりする仕事」という視点を忘れずに経営に邁進されているそうです。

②国際線格安航空会社(LCC)を設立

JALは、オーストラリアのカンタス航空グループと三菱商事と3社合同で、格安航空会社(LCC)を設立しました。そして2019年3月8日に、成田空港を拠点とする国際線中距離LCCを、「ZIPAIR」と名付けたことを発表しています。

「ZIPAIR」は国内で唯一、国際線のみのLCCとなります。2020年夏に、成田-バンコク(スワンナプーム)線並びに成田-ソウル(仁川)線を就航すると発表しました。まずはアジアで実績をあげ、その後は欧米路線の就航を目指すと考えられています。

JALの社長 赤坂祐二(あかさかゆうじ)の年収と評判

航空会社の経営者は年収が高いと思われがちですが、2010年に一度経営破綻しているJALはそうではないようです。ここでは、JALの赤坂祐二社長の年収や評判について紹介します。

JALの社長 赤坂祐二の資産・年収

日本航空株式会社の「2019年3月期有価証券報告書」には、役員報酬が明記されていませんでした。しかしJALの社内取締役の報酬総額は、固定された基本報酬として3億5000万円、業績連動型賞与として3億5000万円の計7億円を上限としています。

2015年8月12日に東洋経済オンラインが発表した「役員報酬が多い500社ランキング2015」によると、JALの役員平均年収は4,228万円で362位でした。これは7名の役員の平均値ですが、代表取締役であることを考えると、赤坂祐二社長の年収は5,000万円から6,000万円と考えられます。

また、赤坂祐二社長の個人資産は明らかとなっていませんが、JALの株式を1,800株所有しています。資産はそれなりにあると、予想できます。

JALの社長 赤坂祐二の評判

赤坂祐二氏が社長に就任した後、JALではパイロットの飲酒問題が発覚しました。その際の赤坂祐二社長のコメントも、記憶に新しいでしょう。ここでは、赤坂祐二社長の評判をコメントと共に紹介します。

JALの利用客の中には、国内線機内誌である「SKYWARD」にある、社長挨拶のページを楽しみにしている人が多いようです。整備士ならではの視点で、冬の安全管理について語るなど、内容も充実しています。

整備士として長年、日航機の安全運航に携わってきた赤坂祐二社長は、JALで起こる事象はすべて自分の責任であると公言しています。消費者にとって、信頼できる企業だと印象付ける発言です。

JAL(yahoo)の社長 赤坂祐二(あかさかゆうじ)のインタビュー名言

2019年7月15日に公開されたウェブマガジン「@DIME」に、「新しいテクノロジーが航空業界を変える」というテーマで、赤坂祐二社長のインタビュー記事が掲載されています。その中で、年上の部下がいるチームをまとめるうえで大切なこととは何かを問われた際、赤坂祐二社長は以下のように答えています。

どんな時代でも、どんな仕事でも、どんな環境でも最後は〝コミュニケーション〟がすべてだと思います。当時は20代から50代までの部下がいましたが、特に年上とのコミュニケーションは重要です。

赤坂祐二社長は40代で、年上の部下を持った経験があります。その際に年長者は自ら話さなくなることに気づき、意識して話しかけるようにしたそうです。同じ記事で、トラブル対応についても質問されています。

これはすべての仕事においてそうだと思うのですが、何かが起こるんだという前提で、常に事前に準備しておくというのもひとつの技術だと思うんです。何が起こるのかをある程度分類し、それを想定して準備をしておく。準備したものと、していないものとでは事が起こった時の対応の仕方も、スピードも全く違ってきます。

航空機を運航するにあたり、天候やシステム、人的などあらゆる原因でトラブルは起こりえます。準備ができていないトラブルを経験した赤坂祐二社長だからこそ、いえる言葉なのでしょう。

まとめ

今回はJALで初めて誕生した、技術系の社長である赤坂祐二氏の経歴や実績を中心に紹介しました。再上場は果たしたものの、一度は経営破たんしたことを忘れずにいるために、実直に現場で努力し続けた人を社長に抜擢したことに、JALの意気込みを感じます。国際線LCC就航により、今後どのように変化していくのか注目です。

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