リクルートは激務!?「辛い」「辞めたい」の噂とその理由を徹底解説!

リクルートは離職率が高く、仕事がきついので激務と言われていますが、いつからそのように言われるようになったのかはあまり知られていません。今回は多くの事業展開をしているリクルートの社員の特徴や、リクルートの事業についてご紹介します。

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この記事の監修者

キャリアカウンセラー|秋田 拓也

厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。

■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)

リクルートの基本情報

株式会社リクルートはリクルートグループの中でもメディア事業・ソリューション事業を主に扱っている会社です。

目次

株式会社リクルートの基本情報

以下は株式リクルートの公式サイトを基にした基本情報です。

リクルートの平均年齢・平均年収

以下は有価証券報告書によって予想できる情報です。

ただし、リクルートはホールディングスカンパニーですので、事業を営んでいる子会社の「平均年齢」「平均勤続年数」「平均年収」情報に関しては記載がありません。よって以下の数字は株式会社リクルートホールディングスのみの情報となります。

リクルートに関する就職情報は以下の記事で紹介しています。こちらも併せてご覧ください。

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リクルートの事業

1960年に創業したリクルートは大学生向け求人広告から事業を始め、 販促メディア事業、人材メディア事業、人材派遣事業の3つを軸に事業を展開してきました。 現在は各部門毎に事業を加速させる体制に移行し、更なる事業展開を進めています。

HRテクノロジー

HRテクノロジー事業は、2012年に子会社化したIndeedを主軸として人材採用関連業務をグローバルで行い、オンラインHR事業を拡大していく部門です。

Indeedは世界60カ国以上、28言語のサービス提供で2億人を超える月間ユニークビジター数を有する世界NO.1の求人サイトを運営しています。

独自のシステムにより求職者には多数の求人情報を検索結果としてシンプルに提供し、企業側には、ダイレクトに求人情報を掲載できるプラットフォームを提供することで様々な企業に活用されています。

メディア&ソリューション

メディア&ソリューションは、HRテクノロジーを除いた国内外の販促メディアとHR事業を統合した事業です。

販促と人材に部門分けをしており、販促では住宅・結婚・旅行・飲食・美容と生活に関わる事業を展開し、人材では正社員希望、アルバイト・パート希望とそれぞれ求職者の目的を分けています。

ホットペッパーやゼクシィ、リクナビなど、知名度のある有名なトップブランドを展開しており、それぞれ利用者のニーズに合わせて最適な情報を提供しています。

人材派遣

人材派遣は、国内派遣領域として株式会社リクルートスタッフィングと株式会社スタッフサービス・ホールディングスの2社で幅広い人材派遣サービスを提供しています。

リクルートスタッフィングは大手企業や大都市圏での案件が多く、クライアントのニーズや要件を満たす人材を慎重に見極めた人材派遣、スタッフサービス・ホールディングスは全国の中小企業のニーズに迅速に応えた人材派遣をそれぞれ得意としています。

また海外でも派遣事業をM&Aにより展開しており、主に北米や欧州、豪州で事業展開しています。

リクルートが激務と勘違いされる理由

リクルートが激務と勘違いされている理由は大きく3つあり、リクルートの環境や入社する人の目的が激務という誤解を生んでしまっている可能性があります。

理由①|離職率が極めて高い

リクルートの離職率が極めて高いという理由ですが、面接の際にその人のスキルや適性をしっかりと見極めているので、採用する際にリクルート側が将来的に離職を考えている人でも採用しているということもあります。

社員としての雇用形態も複数あり、CV社員と呼ばれている予め雇用契約期間に上限が設けられているものもあるのでそれも離職率が高くなる要因となっています。

またフロンティア制度という退職金制度もあるので、リクルートを退職後も安心して自身のキャリア形成ができる環境です。

理由②|仕事に打ち込む社員が多い

上記にもあるように、将来的にやりたいことがありリクルートに入社して勉強をしたいと考えている人が多く、だらだら働くというよりも将来の自分の為に仕事に打ち込んでいる社員が多いので周囲からは常に忙しく、激務と見られてしまっている可能性があります。

CV社員の場合は特に契約期間が決まっているので、仕事を通して自分のスキルをいかに磨けるかが今後の自分の成長に関わることもあり、しっかりと目的を持って日々の仕事をしている人も多いです。

理由③|目標設定が高い

リクルートの社員は期ごとに目標を課せられます。これ自体は一般的で、他企業でも、達成すべきノルマは各社員に課せられています。

しかし、リクルートの場合は、この目標設定自体が非常に高いです。例えば営業職の場合、前期比+30%の売り上げが目標として設定されているという口コミもあり、かなり無茶な数字が与えられることもあるようです。

また、目標は通期、半期、クオーター、月間と細かく管理され進捗が日々モニタリングされます。目標が未達成だと待遇がかなり変わるため、目標達成のために業務を行おうとすると必然的に激務になってしまいます。

実際に働いている人の声

OpenWorkでは、実際に企業で働いている人の口コミが投稿されています。以下では投稿されている口コミを紹介します。

一般的にはリクルートは、激務というイメージがある人が多いと思うが、弊社に限ってい言えば残業が厳しく制限されており、月に30時間残業することですら滅多にない現状。恐らく、他のグループ会社と比較しても定着率はトップクラスなのではないかと思う。

グループ会社の社員の方の口コミです。リクルートはグループ会社の数が300を超えていますので、企業によって制度や待遇がかなり違うようです。上記のように残業が制限されている会社では残業自体も少なく、そこまで激務ではないといえそうです。

退職検討理由:激務、キャリアアップが難しい。仕事内容は、忙しいことを除けば新人以降あまり業務が変わらないので、自分のキャリアプランが不安に思える。

これはリクルートを退職された方の口コミですが、退職理由に激務を挙げています。仕事があまり変わらないうえ、目標だけ高いようでは、自分のキャリアプランに不安を覚えるというのは納得できる理由です。

リクルートでは働き方改革の成果が出ている

リクルートは、働き方改革を行っています。すべての価値の源泉は「人」という考え方を大切にしている企業であるため、採用する際もひとりひとりの持ち味を理解することを重視しており、採用後に自身が成長できるチャンスを提供することを大切にしています。

半期毎の評価制度や、直属の上司以外にも将来のキャリアについて相談できる機会を設けたり、社内公募や関連企業出向公募による異動、1年間の海外勤務も自分で希望することができ、新しいことにチャレンジできる環境となっています。

育児や介護によりオフィスでの就業が難しい場合には、在宅勤務や時短勤務ができるような制度もあり、育児や介護とキャリア形成の両立ができるような環境になっています。もちろん産前産後休暇や育児休暇も取得できます。

また有給休暇によるアニバーサリー休暇や、リフレッシュ休暇という連休取得時は、手当金が支給されるなど、私生活も充実できるような制度もあります。働き方改革により、在宅勤務など新たに導入された制度もあるので、今後も良い環境が継続されるでしょう。

リクルートの社風

様々な事業を手掛け、働き方改革を行い社内制度の基盤もしっかりしているリクルートの社風や特徴や、実際に現場で働いている社員の特徴が気になる方が多いと思います。

以下ではリクルートの社風をご紹介します。

社員の入れ替わりは激しい

上記でも説明した通り、雇用契約期間が予め決まっている社員もいるので、誰かが辞めた場合は、新卒採用や中途採用により常に新しい人が入社します。その分、自分が入社した場合は他の企業よりも社員の入れ替わりが激しく感じると思います。

もちろん退社する人のなかには自分に合わなかったり、結婚など色々な事情で退社する人も含まれるので、その点は他の企業と変わりません。

ノルマのことを「目標」と呼ぶ

もちろん部署や役職にもよりますが、リクルートにも仕事の個人ノルマはあります。ただ、リクルートではノルマという言葉を使わずに、目標という呼び方をします。

ノルマという言葉を使うと、自分の仕事を会社にやらされている感が出てしまうという理由があるからです。

目標と呼ぶことで、達成するために何をするべきか自分で考え行動することができ、もし達成できなかった際は、何が足りなかったのか自分で反省することができると考えています。

自らチャンスを手にできる

入社後の研修から実務に入るまでのスピードが速く、1年目から業務を任せてもらえるなど、裁量権を他の企業よりも与えてもらうことができます。

もちろん自身の仕事の功績にもよりますが、その後の昇級も評価制度により2年目、3年目で他の企業よりも早く役職を上げることができる環境です。

自分自身の考え方や、仕事への向き合い方ひとつでチャンスを手にできるので、意識やモチベーションを高く保つことは重要です。

リクルート志望者に求められる資質

リクルートに実際に就職したいと考えている人は、どのような人材をリクルート側が求めているのかを理解しておくことは重要です。人を大切にしている企業だからこそ、入社するにあたり必要な資質があります。

資質①|圧倒的な成長意欲

ノルマを目標と呼んでいるように、リクルートの社員になる場合は圧倒的な成長意欲がとても重要になります。

ただ一日一日の仕事をするのではなく、目標を達成するためには何をすればよいのかを考えながら仕事をするというような人が社員には多いので、成長意欲がある人ほど成果が出やすく、もちろん評価もされます。

また、自分でチャンスを掴むことができるという環境なので、自分が日々成長できるかどうかはとても大切です。

資質②|「自分がどうしたいか」という意思

研修後の実務で裁量権が多く与えてもらえる環境だからこそ、自分が考えていることや、自分がどうしたいのかを明確に説明できるかはとても重要です。

上司に相談した場合には、もちろんアドバイスや指導をしてもらうことはできますが、最終的には自分がどうしたいかを聞かれることが多いのも、人を大切に考えている企業だからこそ自分の考えや意思を尊重してくれます。

自分で考えて実際に行動に移してみることで、成功や失敗という経験になり、結果的に自身の成長に繋がります。

資質③|将来へのビジョン

将来自分はこうなりたいというような、ビジョンを明確に持っていることで実現するためにやらなければならないことが明確になり、それが行動に繋がります。

リクルートは、個人のキャリア形成をしっかりと考えている企業なので将来の自分のビジョンが明確かどうかを見ています。その為に雇用契約期間が満了になった場合に退職金が出るフロンティア制度があるので、将来のビジョンをしっかり考えていることは重要です。

実現したいことがあるからこそ日々のモチベーションを高く保つことができ、仕事にも前向きに取り組むことができます。

リクルート志望者が併願する業界

リクルートを志望する人がよく併願する業界が3つあります。それぞれ、リクルートの事業や業務と共通している点があるので、ここで簡単にご紹介します。

広告代理店

リクルートのメディア&ソリューション事業の販促部門にもあるように、広告代理店はメディア事業に携わりたい人は併願する傾向にあります。

大手の代理店であれば給料も良く、入社できれば長い間働くことができます。最近では、インターネット媒体専門の広告代理店も生まれており将来性もあります。

中小企業の代理店に入ってから大手の代理店に入るというようなキャリアアップも見込めますが、常に成果を求められる業界なので高い成長意欲は必要です。

以下の記事では広告代理店の激務に関する噂を紹介しています。こちらも併せてご覧ください。

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総合商社

幅広い商材を扱いビジネスの基礎がとても重要となる総合商社も、今後独立開業するというビジョンを持っている人はビジネスというモノを学ぶという点でリクルートと併願する業種になります。

高いコミュニケーション能力や行動力が必須となる業界になりますが、総合商社の総合職であれば、モノの流通などを仕事をしながら学べることも多く、特に大きな案件に関わることで経験や実績も積むことができます。

以下の記事では商社の激務に関する噂を紹介しています。こちらも併せてご覧ください。

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ベンチャー企業

新しいビジネスやサービスを提供しているベンチャー企業は、個人の裁量権も多く与えられる点でリクルートと共通しています。

新しい会社だからこそ、自分のやりたいことや任せてもらえる業務内容の幅も広く、自身の成長がそのまま会社の成長に繋がり、大きな成果を出すことができれば、リクルート並みの速さでの昇級も可能です。

入社してやりたいことがはっきりとある場合や、将来実現したい明確なビジョンがある場合は特に併願される業界ですが、会社として不安定な要素もあるのでモチベーションや意欲を常に高く保つ必要があります。

まとめ

以前は激務と呼ばれていたこともあったかもしれませんが、今では働き方改革によりリクルートの環境は大きく変わり、しっかりと改善されています。

自身に与えられる裁量権も多く様々な経験を積むことができ、仕事もプライベートも充実した生活を送りながら、しっかりとキャリアアップができる環境です。

今後のファーストキャリアとして成長したい人はリクルートを目指してみると良いでしょう。

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