研究室訪問のメールはどう書けば良い?|メール例文や気を付けるべきポイントを徹底解説!

大学院への進学では研究室訪問が必要ですが、メールで訪問の挨拶をすることがマナーとなります。また、研究室訪問の日程変更が必要な場合や教授による返信の返信は、どのようなメールにすべきか悩むと考えられます。本記事では、研究室訪問のメールで聞くべきことと注意点。また、研究室訪問のメール例文をご紹介致します。

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この記事の監修者

キャリアカウンセラー|秋田 拓也

厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。

■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)

研究室訪問とは

読者の皆様の中には、まだ大学に在籍しているため、研究室訪問が何かを聞いたことがないという方も大勢いらっしゃると考えられます。

そこでこちらの見出しでは、研究室訪問とは何かをご理解頂くために2つのポイントを解説致しますので、ご参照ください。

目次

研究室訪問の目的

1つ目のポイントは、研究室訪問の目的であり、大きく分けると以下の3つに分類することができると考えられます。

  • 所属する研究室候補を探す
  • 各研究室の研究テーマを理解する
  • 教授の考えや指導方針を知る

大学院に合格すると、何らかの専門的な学術研究をすることになりますが、その際に所属する研究室を確定させておかなければなりません。

研究室訪問は、事前に研究室を訪問して指導してもらう教授から、説明を受けたり質疑応答をするための活動と位置付けられるのです。

研究室訪問を行うべき時期

2つ目のポイントは、研究室訪問を行うべき時期についてですが、大学4年次の春から夏にかけて行うことが推奨されます。

  • 大学卒業時に卒業論文の執筆が必要となる
  • 院試に向けて半年以上の勉強が不可欠
  • 就職活動と同時期で進路決定に用いられる

このように、研究室訪問は大学4年次の3月ごろから、遅くとも初夏にあたる6、7月までには終えておくべきだと考えられます。

大学4年次の後期からは、卒論や院試など様々なイベントが想定されるため、時間的な余裕がある時に研究室訪問を終えると良いでしょう。

研究室訪問に際してメールで聞くべきこと

上述の見出しにて、研究室訪問とは何かを解説致しましたが、どのようにアポイントを取るのか疑問を抱いた方もいらっしゃると考えられます。

そこでこちらの見出しでは、研究室訪問に際してメールで聞くべき2つのポイントをご説明致しますので、ご参照ください。

研究室を訪問する日時

1つ目のポイントは、研究室を訪問する日時であり、メールでは以下のどちらかにて調整することが良いと考えられます。

  • 教授の都合に合う日時を2、3伺う
  • 自分の都合に合わせて2、3候補を出す

メールて日時を調整する場合、質問を1通につき1つしか書かない人もいますが、何通もメールをやり取りしなければならないため避けましょう。

上述のように、相手が自分の候補日時をいくつか把握して、その中から選ぶ方がよりスムーズに決まると想定されます。

研究室に関する話を伺う場所

2つ目のポイントは、研究室に関する話を伺う場所ですが、候補の場所としては以下のいずれかにおけると考えられます。

  • 教授の研究室
  • 大学の空き教室/談話室
  • 大学の食堂/カフェ

研究室訪問という名が示す通り、最も適した場所は教授が普段使用している研究室ですが、場合によっては使用できない日もあると言えます。

そのため、研究室の代替場所として空き教室や食堂など、教授と落ち着いて話ができる場所をいくつか考えておくと良いでしょう。

研究室訪問のメールを送るときに気を付けたいこと

前述の見出しにて、研究室訪問のメールで聞くべきことが2つあるとわかりましたが、その他に気をつけるべきことはあるのでしょうか。

そこでこちらの見出しでは、研究室訪問のメールを送るときに気をつけたいこととして、2つのポイントを解説して参ります。

自己紹介を書く

1つ目のポイントは、自己紹介を書くことであり、教授に自分が誰なのかを簡潔に伝えることと言い換えられます。

  • 所属している大学と学部名
  • 氏名
  • 大学て主に学んでいること

大学の教授は、ひと学年のゼミだけでもおよそ10人〜30人近くの生徒を抱えており、一人一人の名前と顔が一致しないケースもあると言われます。

初めて研究室訪問をする場合は、訪問をして顔を合わせた際に教授が誰かを識別できる程度に、自己紹介をしておくべきと考えられます。

目的を明確に記述する

2つ目のポイントは、目的を明確に記述することであり、研究室訪問をしたいという目的が伝わるように、明確なメールを作成しましょう。

  • 所属する研究室を探している
  • 特定の学術分野を研究したい
  • 研究室訪問にて聞きたい質問事項

例えば、これらの内容を記載していれば、メールを読んだ際に研究室訪問を目的としていることがわかるため、やり取りがスムーズになります。

教授の中には、メールが苦手という人もいるので、何通もやり取りをしなくて済むよう、わかりやすい内容のメールを心がけましょう。

メール例文

ここまで、研究室訪問のメールに関するポイントをご紹介してきましたが、実際のメールを参考にしたい方もいらっしゃると思われます。

そこでこちらの見出しでは、研究室訪問のメール例文を2つの場面に分けてご説明致しますので、状況に応じてご活用ください。

例文①|訪問のお願いをするとき

1つ目の例文は、研究室訪問のお願いをするときであり、内容としては自己紹介と研究室訪問をしたいという目的を含めるようにしましょう。

件名: 研究室訪問の日時調整願い

初めまして、W大学商学部のAと申します。この度、大学院への進学に先立ち研究室訪問をさせて頂きたくご連絡を差し上げました。

研究室訪問の場所と時間は、先生のご都合でお決め頂ければと思いますので、恐れ入りますがいくつかの候補をご提示頂ければ幸いです。

W大学商学部4年 A

連絡先: 080-XXXX-YYYY

———————————————————————-

こちらの例文では、初対面での研究室訪問に向けて、簡潔に自己紹介と研究室訪問の目的を伝えられています。

例文②|訪問した後にお礼をするとき

2つ目の例文は、研究室訪問した後にお礼をするときであり、同日の帰宅後にお礼のメールを送っておくことが推奨されます。

件名: 訪問のお時間を頂きありがとうございました

X教授

本日は、お忙しい中研究室訪問の機会を頂きありがとうございました。研究内容について理解を深めることができ、大変参考になりました。

また、院試についてのアドバイスを頂いただけでなく、過去問も下さりありがとうございました。院試に向けて、精一杯準備をして参ります。

大学院への進学後、X教授の研究室で学べることを楽しみにしておりますので、ご縁があればどうぞ宜しくお願い致します。

W大学商学部 A

連絡先: 080-XXXX-YYYY

———————————————————————

こちらの例文では、研究室訪問の機会を頂いたことへのお礼に加えて、院試や研究室で学びたいという前向きな姿勢を伝えられています。

教授にメールを書く際に気を付けたい敬語

上述の見出しにて、研究室訪問をする前とした後で送るメールの例文をお伝え致しましたが、敬語に不安を感じた方も多いと考えられます。

そこでこちらの見出しでは、教授にメールを書く際に気を付けたい敬語を3つご紹介致しますので、失礼の無いよう気をつけて書きましょう。

敬語①|敬称+様

1つ目の気を付けたい敬語は、「敬称+様」という不自然な表記をして、敬意を伝えようとしないことです。

  • T大学文学部研究室 Y教授様
  • B研究室のZ教授様

例えば、教授の名前をメールに記載する場合は、「〜教授」と記載しても失礼には当たりません。

しかし、「〜教授様」と書いてしまうと、違和感が出てしまうので、誤った敬語を使わないように気をつけましょう。

敬語②|尊敬語+尊敬語

2つ目の気を付けたい敬語は、「尊敬語+尊敬語」であり、いわゆる二重敬語を用いて研究室訪問のメールを送らないようにしましょう。

  • お越しになられる
  • お聞きになられる
  • おっしゃられる

これらは、いずれも「お〜なる」という二重敬語であり、よくある敬語の間違いであるため特に注意すべきだと考えられます。

  • お越しになる
  • お聞きになる
  • おっしゃる

正しい敬語としては、このような内容となりますので、研究室訪問のメールにて二重敬語を使わないように注意しましょう。

敬語③|謙譲語+謙譲語

3つ目の気をつけてい敬語は、「謙譲語+謙譲語」であり、こちらも二重敬語に該当するため、誤って使用してはいけない表現となります。

  • ご連絡をさせて頂きました
  • ご報告をさせて頂きました

これらの表現では、「ご〜させて頂く」という、謙譲語が2つ並んだ形の二重敬語であり、ビジネスメールに不慣れな学生によくあるミスです。

  • ご連絡致しました
  • ご報告致しました

正しい表現としては、「〜を致しました」と記載すれば良いので、シンプルかつ正確な敬語を用いることを心がけましょう。

返信の返信はどこまですべきか

本見出しでは、この記事の締めくくりとして、研究室訪問のメールに対する、返信の返信はどこまですべきかをご説明致します。

  • 教授からの返信に対してお礼を述べる
  • 記載事項に対して了承の旨を伝える
  • 研究室訪問を楽しみにしていると述べる

これらが、研究室訪問のメールに対する返信の返信を記載する際に含めるポイントとなりますが、教授の返信より文量を抑えるようにしましょう。

仮に、教授からの返信に対して、さらに新たな話題を含めて返信をしてしまうと、メールが終わらなくなってしまうため避けるべきと言えます。

まとめ

本記事では、まず研究室訪問の概略を説明し、次に研究室訪問のメールで聞くべきことと注意点をご説明致しました。

また、研究室訪問のメール例文に加えて、教授にメールを書く際に気をつけたい敬語を3つ解説致しました。

研究室訪問のメールを送る際には、誤字脱字が含まれていないかを確認し、送ると良いでしょう。

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