履歴書はクリアファイルをつけるべき!|その理由や注意点について徹底解説!

履歴書はクリアファイルに入れるべき?それともクリアファイルはいらない?履歴書を先方に送ったり持参したりする場合に迷う人もいるでしょう。結論から言うと履歴書はクリアファイルに入れるべきです。その理由やマナー、更には手渡しの場合と郵送の場合の注意点についても解説します。

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この記事の監修者

キャリアカウンセラー|秋田 拓也

厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。

■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)

履歴書はクリアファイルに入れるべき

就職活動で必ず必要になる履歴書。企業や面接会場などに持っていくとき、履歴書はクリアファイルに入れるのが常識となっています。その理由はどうしてなのでしょう。履歴書をクリアファイルに入れなければならない理由や郵送の場合などについて解説します。

目次

履歴書をクリアファイルに入れる理由

履歴書は必ずクリアファイルに入れることが常識でありマナーでもあります。その理由は、履歴書をそのまま持っていくと破れたり折れ曲がったり汚れたりするからです。クリアファイルに入れることでこれらの可能性を排除できます。

また、履歴書は自分自身を表すとても大切なものです。ある意味「自分自身」と言っても過言ではありません。そのようなものをクリアファイルに入れずに持ち歩いたり送ったりすると、「だらしない」と思われてしまう可能性もあります。

郵送・手渡し両方ともクリアファイルに入れる

履歴書は手渡しの場合も当然ですが、郵送の場合もクリアファイルに入れるというのがマナーです。手渡しの場合も郵送の場合も、履歴書は紙ですから折れ曲がってしまいます。必要以上の折れ線が履歴書につかないようにするため、クリアファイルに入れるのです。

また、郵送の場合は雨の日に履歴書が先方に届けられる場合もあります。クリアファイルに入れておけば、封筒が濡れてもクリアファイルがカバーとなって履歴書が濡れる確率は低くなります。

履歴書をクリアファイルに入れる際のマナー

履歴書をクリアファイルに入れる場合、ただ単にクリアファイルに入れれば良いというわけではありません。履歴書をクリアファイルに入れる際にもマナーがあります。そのマナーを解説しますので、参考にしてください。

全体としてのマナー

履歴書をクリアファイルに入れる際の全体としてのマナーでは、クリアファイルの上部にクリップ止めをするということです。クリアファイルに履歴書を入れると抜け落ちてしまうこともあります。そのようなことを防ぐためにクリップ止めをすると好印象につながります。

クリップは銀色で中くらいの大きさのものを使用しましょう。銀色のクリップはビジネス向きだからです。また大きさは大きすぎると反対に履歴書を傷つけることになりますし、小さすぎると意味をなさない場合があります。

全体としてのマナーは他にもあります。以下で解説しますので、参考にしてください。

無色透明のものを使う

クリアファイルは無色透明のものを使い、使い回しは避けましょう。中が見えにくいように赤や黄色や青などのようなカラフルなクリアファイルがあります。これらはビジネスシーンでは有効ですが、履歴書に向いているとは言えません。

また、使い回しのクリアファイルには汚れや傷がある可能性があります。印象が良いとは言えませんから、できるだけ使い回しは避けるようにしてください。

履歴書のサイズにあったものを使う

クリアファイルにはさまざまなサイズがありますが、履歴書のサイズに合ったものを使いましょう。極端に小さなクリアファイルは、履歴書を汚れや破れから守るという用途には向いていません。

また、大きすぎると返って履歴書に折り目がついてしまう原因になります。履歴書は二つに折り曲げるとA4サイズになります。クリアファイルも二つ折りにした履歴書に合わせてA4サイズのものを用意しましょう。

郵送の場合

履歴書を郵送する場合は、2つの点に注意が必要です。まず、履歴書をクリアファイルに入れる際、履歴書の手前に送り状を入れます。いきなり履歴書を送付するのは不躾になるからです。季節の候も入れた送付状を作成し、同封します。

また、履歴書が入った封筒は必ずのりで封をし、その上からセロテープで止めます。どちらか一方だけでは郵送事故によって封が開いてしまう可能性があるからです。どちらか一方が欠けても良くありません。必ずのりで封をした後にその上からセロテープを張りましょう。

手渡しの場合

履歴書を手渡しする場合は、クリアファイル・封筒なしというのがルールです。その理由は先方に履歴書を出すという手間を取らせないためです。また、クリアファイルは先方でもかなり溜まっていることもあり、邪魔になることもあります。

持参する場合、クリアファイルに入れた履歴書を更に封筒に入れるのはマナー違反ではありません。ですが、手渡しする時には封筒からもクリアファイルからも出し、履歴書のみを面接官などに渡しましょう。

その他の履歴書の疑問

履歴書についてその他にも疑問に感じることがあるでしょう。多くの人たちが抱く履歴書の疑問について、特に2つに焦点を当てて解説します。

履歴書の訂正印はどのようにすればいいのか

履歴書を書いていると書き損じをしてしまう場合があります。その場合、訂正印を押したくなりますが、これはNGです。履歴書は間違えたら必ず新しいものを用意して最初から書き直してください。

履歴書に訂正印がNGな理由は、履歴書そのものが正式な文書として扱われているからです。正式な文書を作成する場合、もし書き損じてしまっても訂正印は使いません。それは正式な文書としての信頼度が下がるからです。

履歴書も同じです。正式な文書として扱われていますから、訂正印を使用してしまうと信頼度が下がってしまいます。あなた自身の印象も悪くなるため、訂正印は基本NGなのです。その他の理由などについては、別記事がありますので、そちらを参考にしてください。

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TOEICは履歴書に書けるのか

TOEICを受験した人は、その結果を履歴書に書きたくなります。ですが、すべてのスコアを履歴書に書いて良いというわけではありません。就活や転職活動でTOEICがアピールできるのは700点以上とされています。

TOEICでの700点は、高度な英会話ができるレベルとされています。ただし、具体的な情報や理論の説明・理解は難しいレベルでもあります。ビジネスマンとして英語をアピールする場合の必要最低限のレベル、ということです。

英語力を武器にして就活や転職活動をしたい人は、700点以上でも不十分です。900点以上を取得しておく必要があります。具体的な履歴書におけるTOEICの目安は別記事があります。そちらを参考にしてください。

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まとめ

履歴書はクリアファイルに入れるべきかどうかについて解説してきました。履歴書は自分自身を表す正式な書類です。汚れや破れがあるとその価値や信頼度が激減してしまいますから、クリアファイルに入れるというのがマナーです。

ただし、直接履歴書を手渡しする場合は、クリアファイルから出して渡しましょう。先方はクリアファイルがいらないからです。クリアファイルはあくまで履歴書を綺麗に保つためのものですから、取り出して渡すようにしましょう。

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