「令和」の履歴書での正しい表記法|令和2年はいつからいつまで?

履歴書を作成する場合は西暦で書くべきか、元号で書くべきか迷うことがあります。また、平成31年と令和元年、令和2年はいつからいつまでなのか、わからなくなる場合も多いです。本記事では、履歴書で令和と書く際のポイントや表記法を解説します。

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この記事の監修者

キャリアカウンセラー|秋田 拓也

厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。

■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)

履歴書で「令和」を書く箇所

就活で履歴書やエントリーシートを書く場合に、「令和」を書く箇所はどういった箇所があるのでしょうか。「令和」を書く箇所は以下の3箇所になります。

  • 記入日
  • 生年月日
  • 学歴・職歴

上記のような記入日、生年月日、学歴・職歴、の欄に令和と書くことになりますが、ここで注意すべき点は、記入日にも書かなければならないということです。

よく、履歴書やエントリーシートにおいて記入日を書き忘れる場合があります。履歴書やエントリーシートを提出する前に改めて確認しましょう。

履歴書で年号を書く際の表記法

履歴書で年号を書く際の表記法は西暦と和暦があります。履歴書を書く場合において西暦と和暦どちらで表記した方が良いのでしょうか。本見出しでは、表記方法や表記する際のポイントを解説します。

目次

西暦と和暦

西暦とは、イエスキリストが生まれた年の翌年を西暦元年とした歴を表すひとつの方法です。それに対しては和暦とは日本独自の表記法で、大化の改新の「大化」により始まったとされています。また、日本では西暦を1873年から取り入れたといわれています。

官公庁や役所関連の資料では、「大正、昭和、平成、令和」を「 T、S、H、R」と 表記されることがあります。

履歴書の年号はどちらでも問題ない

履歴書を作成する際に、西暦で表記するべきか、和暦で表示するべきか迷う方も多いです。 しかし、履歴書の年号は、西暦でも和暦でも特に問題はありません。和暦が分かりにくいという方は西暦で表記してもよいです。

年号の表記揺れと省略はNG

履歴書を作成する際に、西暦と和暦で表記する場合がありますが、西暦と和暦を混同させて作成することはやめましょう。西暦なら西暦、和暦なら和暦と統一しましょう。

また、官公庁や役所関連の資料では「 T、S、H、R」と省略して表記されている場合もありますが、履歴書では和暦で表記する際は省略せず、「大正、昭和、平成、令和」と正しく表記しましょう。

「令和」を履歴書で書くときのポイント

令和と履歴書を書くときの際のポイントとしてどのようなことがあるのでしょうか。本見出しでは、令和と履歴書に書くときなさいのポイントや注意点などを説明していきます。

令和元年が正しく、令和1年は誤り

和暦を書く際に、「令和元年」と書くのが正しいのか、「令和1年」と書くのが正しいのか迷う方も多いと思います。「改元に伴う元号による年表示の取扱いについて」を参照すると以下のようになります。

国の予算における会計年度の名称については、原則、改元日以降 は、当年度全体を通じて「令和元年度」とし、これに伴い、当年度 予算の名称は、各府省が改元日以降に作成する文書においては「令 和元年度予算」と表示するものとする。

上記のように、国の予算における会計年度の名称としては、「令和1年」でなく「令和元年」という表記にするよう決められています。ですので、履歴書などの正式な文書の場合も「令和1年」でなく「令和元年」という表記すべきです。

令和はいつから・平成はいつまで

和暦は天皇が変るときに新しい年号となります。そして、年号が変るタイミングは年末や年始と決まっているわけではありません。

そのため、いつからその年号になったのかを忘れてしまいがちです。

令和元年は2019年5月1日から2019年12月31日まで

まず、令和始まったのは2019年5月1日です。これは、令和元年が2019年5月1日から始まった、と言い換えることもできます。

「令和」という年号が発表されたのは、1ヶ月前の2019年4月1日です。そのため、令和元年が2019年4月1日から始まったと誤認している人も多いかもしれません。

ちなみに、令和が始まったのは5月1日ですが、年末の12月31日をもって令和元年は終わりました。そのため、令和元年は丸1年には満たない日数です。

令和2年は2020年1月1日から2020年12月31日まで

令和2年は、2020年1月1日に始まりました。令和2年からは、通常の年号と同じように元旦から大晦日まで続きます。

令和2年についての間違いで多いのは、2020年4月30日までを令和元年と考えてしまうことです。「1年」と聞くと、どうしても丸1年をイメージしてしまうのかもしれません。

しかし、正しくは2020年1月1日から2020年12月31日までが「令和2年」です。当然、2021年1月1日からは「令和3年」が始まります。

平成31年は2019年4月30日まで

平成は、2019年4月30日をもって終わりました。翌日の2019年5月1日からは令和となったためです。

1年の途中である4月30日で終わったため、平成31年は184日(2019年1月1日から2019年4月30日)しかありません。

履歴書で使える|令和版 年号 – 西暦対応表

履歴書を書く際には西暦を和暦に、和暦を西暦に変える際に迷うことがあります。令和版の年号西暦対応表は以下のようになります。

履歴書やエントリーシートを書く際には、上記の対応表を是非参考にしてください。

履歴書の修正は基本NG

履歴書を書く際に、基本的に修正ペンや修正テープで修正することはNGです。また、官公庁や市役所等に提出する書類のように、二重線で消した後修正印を捺すことも認められておりません。

以下の記事では履歴書を書く際に注意すべきことなどを詳しく説明しております。興味がある方はぜひご参照ください。

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まとめ

本記事では、令和の表記のポイントや修正点について解説しました。和暦で表記する場合は、「令和1年」ではなく「令和元年」と表記するようにしましょう。

また、平成31年から令和元年への変わり目などは忘れる場合があります。履歴書を書く際にはしっかりと確認して表記するように心がけましょう。

本記事が就活生の皆様にお役に立てればと思います。

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