日本一入社してはいけない会社はどこ?誰もが聞いたことはあるブラック企業を紹介

「日本一入社してはいけない会社」はどこか気になる人は多いのではないでしょうか。うっかり変な会社に入ってしまったら、つらい思いをすることになります。できることなら、やばい企業は避けてホワイト企業を選びたいはずです。この記事では「日本一入社してはいけない会社」について解説します。

激務

日本一入社してはいけない会社の基準

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「日本一入社してはいけない会社」とは一体どのような会社でしょう。まずは「日本一入社してはいけない会社」の基準を3つ挙げます。

ブラック企業大賞にノミネートされている会社

ブラック企業大賞は 「ブラック企業大賞企画委員会 」が運営している企画です。2012年に始まって以来、毎年選りすぐりのブラック企業を表彰しています。

「ブラック企業大賞企画委員会 」は、この活動を通してブラック企業がなくなることを目標にしています。ちなみに例年ノミネートされている企業を授賞式に招いていますが、今のところ出席した企業はありません。

社員の告発・口コミがあった会社

転職サイトやネット掲示板などで、最近は誰でも会社の情報を書き込むことができます。そこで複数人が会社のネガティブな情報を書きこんでいる場合、怪しい企業といえるでしょう。

実際に働いている人の意見は会社の内部事情がイメージできる重要な情報源です。中には単なる不満ではなく会社の法律違反を告発する内容もあり、大きな影響を与えることがあります。

厚労省が公表している会社

厚生労働省は毎年、労働基準関係法令違反に係る公表事案という書類で、労働基準法に違反した企業を公表しています。

掲載されているのは、過去1年間で死亡・重症を伴う大きな事故を起こしたり、労働基準法に違反する長時間労働や過労死が複数回発覚したりした企業です。

この一覧は公表から1年間しか公開されませんが、公開されている間は誰でもネット上で見ることができます。

また、もし自分の働いている会社がブラック企業かもと心配になったら、以下の記事を参考にして診断してみましょう。

日本一入社してはいけない会社を一挙に紹介

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以下では日本一入社してはいけない会社を8社ご紹介します。中には「こんな大手が」と驚くような会社もあるかもしれません。名前が知れた大手でも、実は危ない企業だったりするのです。

三菱電機

三菱電機は家電から発電機まで様々な電気製品を生産している大手メーカーです。

三菱電機は「ブラック企業大賞2018・2019」で2年連続大賞を受賞しました。受賞理由は、過労やパワハラを苦にする自殺が複数件発生していることです。また、精神障害や脳疾患を発症して労災認定された社員もいます。

過労自殺をした社員のひとりは、担当するシステム開発プロジェクトが納期に間に合いそうになかったために、月100時間以上の残業をして遅れを取り戻そうとしていました。それが数ヶ月続いたために過労自殺に至ったのです。

またパワハラで自殺をした社員は、教育主任から「死ね」といわれたとメモに書き残していました。上司からのいじめを苦に自殺したことが考えられます。

三菱電機は、社員に過重な労働を強いており、社員の適正な管理ができていないようです。また、上下関係が厳しく、社員を追い詰める環境にあります。

電通

電通は日本最大手の広告代理店です。

2015年に新入社員だった 高橋まつりさん (当時24歳)が過労自殺しました。当時はニュースで連日取り上げられ、電通は労働基準監督署から是正勧告を受けました。高橋まつりさん以外にも電通は複数人の過労自殺者を生んでいます。

そんな電通も2016年に「ブラック企業大賞」の大賞を受賞しています。さらに、2019年もブラック企業大賞にノミネートされるという不名誉な扱いをされています。

2019年ノミネートの理由は、高橋まつりさんの事件であれほど批判を受けたにも関わらず、その後も複数件の労働基準法違反を行い、是正勧告を受けていたことが発覚したからです。

電通は労働基準法違反を何度もしており、それを正す努力を感じられない点が入社してはいけない理由です。

吉本興業

吉本興業株式会社は、日本最大級の芸能プロダクションです。お笑い芸人をはじめ、多数のタレントが所属しています。

吉本興業株式会社は2019年にお笑い芸人の「闇営業問題」で話題になりました。

この騒動の中で、吉本興業株式会社が所属タレントのギャランティを不当に搾取していることや、正式な契約書を交わしていないことなどが指摘され、吉本興業株式会社の所属タレントへの扱いが問題になりました。

吉本興業株式会社に限らず、芸能タレントは会社員と比較すると、あまり労働者として保護されてきませんでした。吉本興業株式会社の問題で、そうした芸能タレントの立場の弱さが浮き彫りになったのです。

また、吉本興業株式会社は従業員に月100時間以上の残業をさせていたことや、休日割増賃金を適切に支払っていなかったことが発覚し、労働基準監督署から是正勧告を受けています。

闇営業問題が過剰な残業など複数の背景から、吉本興業株式会社は「ブラック企業大賞」にノミネートされました。

吉本興業株式会社は、社員や所属タレントを大切に扱っておらず、給与を適切に支払っていない問題が指摘されています。

フロムスクラッチ

フロムスクラッチは事業戦略立案支援を行うベンチャー企業です。「 b→dash 」というデータマーケティングツールを提供しています。

フロムスクラッチはさまざまなメディアに取り上げられる新進気鋭の企業でしたが、2019年にSNS上でやばい企業であると話題になりました。発端は5月に元従業員の関口直人さんが、自身のブログで賃金未払いがあったことを告発したことです。

関口さんは残業や休日出勤が多かったが、裁量労働制を盾に給与が適正に支払われていなかったことをブログで明かしました。そして関口さんは労働基準監督署に助けを求めて、未払い賃金の一部を回収することに成功しました。

また関口さんの告発で、フロムスクラッチには是正勧告がなされました。是正勧告を受けて、フロムスクラッチは裁量労働制を撤廃して原則固定労働制にするなど、労働条件・労働環境の改善策を講じているようです。

指導を受けて対策は取っているようなので、これを機にホワイト企業になることを期待します。とはいえ、是正勧告を受けた企業として、入社してはいけない会社にピックアップしておきます。

H.I.S

H.I.Sは、格安旅行業者の先駆けといえる旅行代理店です。消費者に格安で旅行を提供するH.I.Sは、外から見る分には楽しそうですが、実際は激務にも関わらず低賃金であることが不満になっています。

H.I.Sに関しては以下のような口コミがあり、夏休みやGwなどの繁忙期はお昼も食べられないようです。また、ノルマに追われるプレッシャーがあることも伺えます。

激務が続いていたためです。最後の店舗、夏の繁忙期が忙しく、お昼も食べられない日があったりします。... 日々の目標が問われており、予約を取れた送客数を班長に報告し、目標が達成できないと、かなりプレッシャーは与えられていました。

引用:OpenWork

さらに、H.I.Sは2017年に労働基準法に違反して、長時間の残業を強いたとして、書類送検されています。厚生労働省のリストにも掲載されました

H.I.Sが忙しいのに給与が低いのは、格安旅行業者は薄利多売が基本で、仕事は多いのに利益が少ないからです。

ブラック企業リスト入り以降、なるべく残業をしないようにと呼びかけはされているようですが、特に改善策はなく、薄給・激務はあまり変わっていないようです。

ワタミ

ワタミは大手外食チェーンです。居酒屋の「和民」や「わたみん家」などを経営しています。

ワタミは2008年に入社2ヶ月の新入社員森美菜さん(当時26 歳) を過労自殺に追い込みました。月140時間を超える残業、休憩時間なし、休日出勤など、体力的にも精神的にも限界がきたのでしょう。

2012年に労災認定され、2013年には「ブラック企業大賞」の大賞を受賞しました。

現在は「ブラック企業」という汚名からの脱却を図っているようですが、まだその途上のようです。以下の口コミでは休日に研修を入れられるなど、プライベートの時間を削られている様子がわかります。

新入社員の方を見ていると、生活リズムもプライベートも捨てないと、やっていけないと思いました。やっとの休日なのに、休日に研修などを入れられて、実質休日は無しなど、社員のことを何も考えていないように感じられました。

引用:OpenWork

ただし最近は同業他社と比較して、離職率は低いようです。労働組合も結成され、労働環境は改善されていることが伺えます。まだ入社してはいけない会社というイメージは強いですが、今後に期待です。

楽天

楽天株式会社は、ネット通販「楽天市場」を運営するなど、インターネット関連のビジネスをしています。

楽天株式会社では、2016年に男性社員が上司から暴行を受けました。男性は社内のパワハラ相談室に相談しましたが調査してもらえず、配置転換などもなかったようです。そのため、男性社員は退職を余儀なくされました。

楽天株式会社は全体的にコンプライアンス意識が低い傾向があるようです。そのためにこのような事件も発生するのではないでしょう。

また口コミを見ると、指示されたことをこなすばかりで充実感が得られず、退職をした方がいるようです。楽天のECCは、ノルマ達成や長時間労働がきつく、なかなかの激務だそうです。

会社紹介にはECCは企業とともに走り成長する、と言ったことが書いてあると思いますが、実際は毎日毎日上から降ってくる広告販売やイベントへの集客などのKPIを追い続け、ひたすら客先へ電話をかける毎日です。それがお客様のためになると思えるものばかりなら良いですが、そうでなかったり、形骸化しているのに惰性で続けているようなものも多くありました。それを変える事もできず、楽天市場というシステムの小さな部品の1つとして働いている感が大きかったです。

引用:OpenWork

大手だけあって給与面などは待遇が良いので、我慢ができるという人はいいですが、事件があって「ブラック企業大賞」にノミネートされた経緯もあるので、ホワイト企業とは言えないでしょう。

KDDI

KDDI株式会社は、携帯電話ブランド「au」を運営しています。

KDDI株式会社では、月90時間を超える残業や上司との関係のストレスなどを苦にして、2015年に20代社員が自殺しました。この自殺が労災と認定され、KDDI株式会社は労働基準監督署から是正勧告を受けました。

さらに是正勧告を機に、全社員を対象に未払い賃金に関する調査が行われたところ、6億円以上の未払い残業代があることも発覚しました。

以上の経緯で、KDDI株式会社も「ブラック企業大賞」にノミネートされた実績があります。

その他、口コミを見ると人事異動や転勤が多く、ひとつの場所で安定したキャリアを積むことは難しいようです。

非連続的な人事異動が多く、また本人の意思に反した転勤も多く、キャリアプランを描けないため。... また青森やら大分やら島根やら、海外についてもミャンマーやらインドやらモンゴルやらに次々に転勤していっては東京に戻ってこない同期を見て、そうなる前に東京で積んだ経験をベースに早く新しい環境に飛び込もうと思うようになった。

引用:OpenWork

KDDI株式会社も入社してはいけない会社のひとつでしょう。

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監修者プロフィール

三浦拓巳みうらたくみ

1997年群馬県生まれ。20卒として就職活動を行う。就活中はエントリーシート15社中全て通過。大手広告会社志望から一転、スタートアップに内定を承諾。内定後は人材育成会社にて、エントリーシート、面接などの選考対策に従事し、約70人の生徒を担当。自身の就職活動での学びを活かし、教育事業に注力している。