リクルートは激務!?「辛い」「辞めたい」の噂とその理由を徹底解説!
リクルートは離職率が高く、仕事がきついので激務と言われていますが、いつからそのように言われるようになったのかはあまり知られていません。今回は多くの事業展開をしているリクルートの社員の特徴や、リクルートの事業についてご紹介します。
リクルートの基本情報
株式会社リクルートはリクルートグループの中でもメディア事業・ソリューション事業を主に扱っている会社です。
株式会社リクルートの基本情報
以下は株式リクルートの公式サイトを基にした基本情報です。
会社名 | 株式会社リクルート |
本社所在地 | 東京都千代田区丸の内1-9-2 |
創立 | 1960年 |
売上 | 7,214億円(2018年4月1日~2019年3月31日) |
資本金 | 3億5千万円 |
グループ従業員数 | 45,856名(リクルートグループ全体) |
リクルートの平均年齢・平均年収
以下は有価証券報告書によって予想できる情報です。
ただし、リクルートはホールディングスカンパニーですので、事業を営んでいる子会社の「平均年齢」「平均勤続年数」「平均年収」情報に関しては記載がありません。よって以下の数字は株式会社リクルートホールディングスのみの情報となります。
平均年齢 | 約37.7歳 |
平均年収 | 約962万円 |
推定月収 | 61万円 |
リクルートの事業
1960年に創業したリクルートは大学生向け求人広告から事業を始め、 販促メディア事業、人材メディア事業、人材派遣事業の3つを軸に事業を展開してきました。 現在は各部門毎に事業を加速させる体制に移行し、更なる事業展開を進めています。
HRテクノロジー
HRテクノロジー事業は、2012年に子会社化したIndeedを主軸として人材採用関連業務をグローバルで行い、オンラインHR事業を拡大していく部門です。
Indeedは世界60カ国以上、28言語のサービス提供で2億人を超える月間ユニークビジター数を有する世界NO.1の求人サイトを運営しています。
独自のシステムにより求職者には多数の求人情報を検索結果としてシンプルに提供し、企業側には、ダイレクトに求人情報を掲載できるプラットフォームを提供することで様々な企業に活用されています。
メディア&ソリューション
メディア&ソリューションは、HRテクノロジーを除いた国内外の販促メディアとHR事業を統合した事業です。
販促と人材に部門分けをしており、販促では住宅・結婚・旅行・飲食・美容と生活に関わる事業を展開し、人材では正社員希望、アルバイト・パート希望とそれぞれ求職者の目的を分けています。
ホットペッパーやゼクシィ、リクナビなど、知名度のある有名なトップブランドを展開しており、それぞれ利用者のニーズに合わせて最適な情報を提供しています。
人材派遣
人材派遣は、国内派遣領域として株式会社リクルートスタッフィングと株式会社スタッフサービス・ホールディングスの2社で幅広い人材派遣サービスを提供しています。
での案件が多く、クライアントのニーズや要件を満たす人材を慎重に見極めた人材派遣、リクルートスタッフィングは大手企業や大都市圏スタッフサービス・ホールディングスは全国の中小企業のニーズに迅速に応えた人材派遣をそれぞれ得意としています。
また海外でも派遣事業をM&Aにより展開しており、主に北米や欧州、豪州で事業展開しています。
リクルートが激務と勘違いされる理由
リクルートが激務と勘違いされている理由は大きく3つあり、リクルートの環境や入社する人の目的が激務という誤解を生んでしまっている可能性があります。
理由①|離職率が極めて高い
リクルートの離職率が極めて高いという理由ですが、面接の際にその人のスキルや適性をしっかりと見極めているので、採用する際にリクルート側が将来的に離職を考えている人でも採用しているということもあります。
社員としての雇用形態も複数あり、CV社員と呼ばれている予め雇用契約期間に上限が設けられているものもあるのでそれも離職率が高くなる要因となっています。
またフロンティア制度という退職金制度もあるので、リクルートを退職後も安心して自身のキャリア形成ができる環境です。
理由②|仕事に打ち込む社員が多い
上記にもあるように、将来的にやりたいことがありリクルートに入社して勉強をしたいと考えている人が多く、だらだら働くというよりも将来の自分の為に仕事に打ち込んでいる社員が多いので周囲からは常に忙しく、激務と見られてしまっている可能性があります。
CV社員の場合は特に契約期間が決まっているので、仕事を通して自分のスキルをいかに磨けるかが今後の自分の成長に関わることもあり、しっかりと目的を持って日々の仕事をしている人も多いです。
理由③|目標設定が高い
リクルートの社員は期ごとに目標を課せられます。これ自体は一般的で、他企業でも、達成すべきノルマは各社員に課せられています。
しかし、リクルートの場合は、この目標設定自体が非常に高いです。例えば営業職の場合、前期比+30%の売り上げが目標として設定されているという口コミもあり、かなり無茶な数字が与えられることもあるようです。
また、目標は通期、半期、クオーター、月間と細かく管理され進捗が日々モニタリングされます。目標が未達成だと待遇がかなり変わるため、目標達成のために業務を行おうとすると必然的に激務になってしまいます。
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監修者プロフィール
三浦拓巳みうらたくみ
1997年群馬県生まれ。20卒として就職活動を行う。就活中はエントリーシート15社中全て通過。大手広告会社志望から一転、スタートアップに内定を承諾。内定後は人材育成会社にて、エントリーシート、面接などの選考対策に従事し、約70人の生徒を担当。自身の就職活動での学びを活かし、教育事業に注力している。